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コモディティへの投資もeワラントでできるんです 2014/01/27
2011年から2012年にかけて金が高騰したり、2012年の夏には米国の干ばつによりコーンが高騰するなど、コモディティの価格が相場の話題になることもしばしば起こっています。eワラントにはコモディティを対象とした銘柄もあります(実際にはコモディティそのものではなく、コモディティの価格に連動するリンク債を対象にしています)。
コモディティに投資するには、一般的には商品先物用の口座を別途開設してから資金を振り替えて取引する必要がありますが、事前に口座を開設していたとしても資金移動に時間がかかる場合や、取引の際には手数料が発生する場合があるかと思います。これに対して、コモディティeワラントを活用すれば総合口座内の買付余力があれば資金移動の手間なしに取引ができますし、手数料も無料(0円)です。
そうはいってもコモディティには馴染みがない、という方もいらっしゃるかと思いますので、eワラントの対象原資産になっているコモディティについて簡単に触れておきます。
―金―
金の需要は中国とインドで多く、これらの国の需要動向で価格が動くことも。一方で主要産出国の1つである南アフリカではストライキの発生で生産が止まることもあり、この場合は価格上昇要因になります。また、物価上昇時には金価格は上がるとされ、米国の量的緩和により価格が上昇したと言われています。最近は米国の量的緩和縮小により価格は低下傾向にありますが、新興国の通貨暴落に備えた実物資産としての需要も出てきています。
―プラチナ(白金)―
プラチナは金よりも希少性が高く、宝飾品として取引される一方で、自動車用触媒としても使われています。中国が大気汚染問題を解決しようとするのであれば需要が増える可能性があります。また、プラチナの価格は金の価格と対比されることがあり、金価格がプラチナ価格を上回っていると、金が割高でプラチナが割安という見方もあります。
―銅―
銅は電線や自動車、家電など幅広い製品に使われているため、とくに新興国の経済発展には欠かせない金属です。中国の経済発展が目覚しい時期には高値で推移していました。銅価格は中国の経済状況を映す鏡と言えるかもしれません。
―アルミニウム―
アルミニウムは銅などと同様、幅広い製品に使われていますが、軽量で他の金属との合金で強度を増すことができるため、自動車、鉄道、各種機械に使われています。生産・消費ともに中国が世界一です。アルミニウムの価格は銅と同様に、中国の経済状況を映す鏡と言えるでしょう。
―WTI原油―
WTIとはウエスト・テキサス・インターミディエート(West Texas Intermediate)の略で、米国で取引される原油です。数年前までは原油の国際指標でしたが、米国内でシェールガス・シェールオイルが普及し始め、上値が限られてきました。
―ブレント原油―
ブレント原油は英国、ノルウェーを中心とする北海油田で生産される原油のことです。ブレント原油は欧州市場やアジア市場に流通していることから、米国のWTI原油に代わる原油の国際指標として注目されつつあります。
―コーン―
eワラントが対象にしているのはシカゴコーンです。コーンというと食用を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、家畜の飼料としての用途が中心です。新興国が豊かになると肉を食べるのでコーンの消費が数倍に増える可能性があります。また、米国ではコーンを原料としたエタノール生産が増加し、コーン価格を押し上げるという見方もあります。コーンの価格は経済指標よりも米国や中南米の天気の動向(豊作→下落、凶作→上昇)や在庫状況で動くことがあります。
【参考リンク】
■eワラントの投資対象
https://www.ewarrant.co.jp/about/product/
■よくあるご質問>その他>Q11-Q16
https://www.ewarrant.co.jp/faq/
■eワラントデモトレードで取引をお試しください
https://www.ewarrant.co.jp/tools/demotrade/
(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。投資判断は自己責任で。