米国新大統領就任!不確実性の高い相場にどう挑む 2017/01/10



 来週1月20日(金)に米国ではトランプ新大統領が誕生しますが、それに先立って明日1/11(水)には会見が開かれる予定です。大統領選挙のトランプ氏の勝利以降、市場は次期大統領への期待を先取りするかのようにリスクオンのムードが高まり、ダウ平均は史上初の20,000ドルに到達しようかという状況が続いています。しかし、いまだ具体的な政策は明らかになっていない部分も多く、明日の会見や就任式、一般教書演説などでどのような発言がなされるかで、市場が左右される展開が続くかもしれません。

 eワラントは、レバレッジ投資ですが証拠金が必要ないため、追証(おいしょう)もありません。このため証拠金不足によるロスカットもなく、不確実性の高い相場にも適した商品といえるでしょう。

「休むも相場」の場合はeワラントで小額投資
  休むも相場といわれるように、方向性が見えにくい相場の場合、ポジションを手仕舞ってしまうことが一般的に成功しやすいといわれています。ただし、相場から離れてしまうとトレンドが現れたときに投資タイミングを逃しかねません。

 そこで便利なのがeワラント。日本時間夜のNY市場のオープニングを見ながら翌日の日経平均の方向性を確認して23時50分までに日経平均eワラントを小額仕込んでみるなどのトレードが可能です。仮に思ったとおりの方向に動かなかったとしても、損失は投資した金額に限定されていますし、ロスカットもありませんので価格が戻るのを数日待つことも可能です。

ニアピンの両端待ち
  ニアピンは各銘柄ごとに設定されているピン価格に、日経平均または米ドル相場が近づくと価格が上昇する商品です。原資産の価格が、ピン価格に近づくほど価格が高くなり、逆にピン価格から離れると価格が下落します。こうした特長を生かして、現在の原資産価格から上下にある程度離れたピン価格の銘柄を購入し、相場が大きく動くのを待つという戦略が考えられます。ニアピンは満期2週間くらい前になると価格が大きく動きやすいことから、満期日までの残存日数が少ない銘柄を選んでみるのも一案です。ただし、予想に反して原資産が変動しなかった場合や、想定した値幅以上に原資産が変動した場合には、どちらの銘柄も損失を発生する可能性があるので注意が必要です。

どっちに動いてもOK!ロングストラドル
  ロングストラドルとは現時点の株価とほぼ同じ権利行使価格を持つ銘柄で同じ満期日を持つコールとプットを同時に、同数量保持するというオプション投資戦略です。

 この戦略は、価格が上でも下でも現在の価格から大きく動いたときに、一方の利益がもう一方の損失を埋め、それ以上の利益を期待するというものです。価格がほとんど動かない相場には不向きですが、荒れている相場や、経済指標発表や要人のコメントなどのイベント前で力を発揮する可能性があります。

 ただし大きく動かなかった場合は、損失が発生する可能性があるので、イベント後には結果にかかわらず手仕舞いをするなどの自分なりの投資ルールを作ると良いと思われます。

 大イベントの前には追証の心配がいらないeワラントのお取引をご検討ください。

(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。