2017年10月4日(水)のサマリー(2017年10月5日(木)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)20,651円(+55円)
取引所終値20,626円66銭(+12円59銭)

原資産概況

日経平均は小動き。前日の米株式市場の高値更新を受けて買いが先行するも、後場に入り過熱感への警戒から利益確定の売りに押され上げ幅を縮小した。東証1部の売買代金は2兆3942億円。個別株では住友金属鉱山(5713)、トプコン(7732)、コマツ(6301)などは上昇。サイバーA(4751)、ブレインパッド(3655)、平田機工(6258)などは下落。LME銅は小動き。COMEX金先物、プラチナは反発。WTI原油先物、ブレント原油先物、コーンは続落。パラジウムは続伸。米ドルは小動き。米国株は続伸し、ダウは連日で最高値を更新。

eワラント取引概況

順張りの日経平均プラス5倍トラッカーの買い、利益確定と見られる任天堂CALLや日経平均CALLの売り多い。

PUT・CALLレシオ :31%(前日比-2%)
新規買い指数 :33%(前日比-4%)

騰落率上位

値上り:テスラ コール 58回 (+500.0%)、テスラ コール 56回 (+259.3%)、スクウェア・エニックス・ホールディングス プット 35回 (+100.0%)
値下り:テスラ プット 43回 (-81.6%)、SUBARU コール 63回 (-65.2%)、堀場製作所 コール 4回 (-60.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 任天堂 CALL#269 2018/5/9
38,000円
2.02% 7974 0.59%
2 買越 日経平均プラス5倍 TR#30 2018/3/14
15,000円
0.81% N225 0.27%
3 売越 日経平均 CALL#1135 2018/6/13
21,500円
2.67% N225 0.27%
4 買越 アリババグループホールディング(ADR) CALL#38 2018/3/14
150米ドル
5.31% BABA.N 1.51%
5 買越 日経平均 CALL#1127 2018/5/9
20,000円
2.26% N225 0.27%
6 売越 日経平均 CALL#1043 2017/12/13
17,000円
1.36% N225 0.27%
7 売越 ソフトバンクグループ CALL#412 2017/12/13
10,500円
7.14% 9984 0.85%
8 買越 日産自動車 PUT#180 2017/12/13
1,000円
12.50% 7201 -1.61%
9 買越 キーエンス CALL#37 2018/2/14
50,000円
-6.12% 6861 -1.45%
10 拮抗 ファーストリテイリング CALL#208 2017/10/11
33,000円
-11.46% 9983 -0.57%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 米ドル高(円安)型#889 115円 2017/12/13 -1.69%
2 拮抗 米ドル高(円安)型#859 113円 2017/12/13 -1.54%
3 売越 米ドル安(円高)型#735 109円 2017/12/13 -0.65%
4 拮抗 米ドル安(円高)型#742 112円 2017/11/8 -0.58%
5 買越 米ドル高(円安)型#922 118円 2018/5/9 -1.11%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 112円76銭 (-6銭) -0.05%
ユーロ 132円57銭 (-11銭) -0.08%
豪ドル 88円52銭 (+30銭) 0.34%
英ポンド 149円76銭 (+31銭) 0.20%
カナダドル 90円35銭 (+13銭) 0.15%
NZドル 80円78銭 (+6銭) 0.08%
南アフリカランド 8円29銭 (+4銭) 0.46%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は上昇。日経平均プラス5倍トラッカーの買い、アリババグループHD(ADR)CALLの買い多い。

買越 日経平均プラス5倍3月15,000円トラッカー、日経平均2月19,500円PUT、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)3月150米ドルCALL、米ドルリンク債5月118円CALL、米ドルリンク債12月113円CALL、日産自動車(7201)12月1,000円PUT、ソニー(6758)2月5,000円CALL
売越 米ドルリンク債2月113円PUT、米ドルリンク債11月112円PUT
拮抗 ファーストリテイリング(9983)10月33,000円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は下落。日経平均CALLの買い、任天堂CALLの売り多い。

買越 日経平均5月20,000円CALL、キーエンス(6861)2月50,000円CALL、キーエンス(6861)4月52,000円CALL
売越 日経平均12月17,000円CALL、日経平均10月20,000円CALL、任天堂(7974)5月38,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)12月10,500円CALL、任天堂(7974)1月35,000円CALL、ユニ・チャーム(8113)10月2,700円PUT、キーエンス(6861)2月60,000円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は20,600円(20:00)と小幅下落。米ドル高型(米ドルリンク債CALL)の買い、日経平均CALLの売り多い。

買越 米ドルリンク債12月115円CALL、テスラ(TSLA.OQ)3月430米ドルCALL
売越 日経平均6月21,500円CALL、日経平均5月18,000円PUT、日経平均1月18,000円CALL、米ドルリンク債12月109円PUT、ソフトバンクグループ(9984)12月10,500円CALL、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)3月150米ドルCALL、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)3月900円CALL、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)1月850円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。売買対象は拡散。

買越 米ドルリンク債11月112円PUT、米ドルリンク債10月112円PUT、米ドルリンク債12月113円PUT、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)3月1,150米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月21,000米ドルPUT、米ドルリンク債1月114円PUT
売越 米ドルリンク債12月113円CALL、エヌビディア(NVDA.OQ)2月220米ドルCALL、米ドルリンク債10月114円CALL
拮抗 米ドルリンク債10月112円CALL

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。