eワラントの売買スプレッド(販売価格と買取価格の差)はどのように決まるのか? 2013/11/11



eワラントの売買スプレッドは、対象原資産そのものの売買スプレッド(上場株式の場合は概ね売り気配値と買い気配値の差額)、感応度(デルタ)およびヘッジコスト等によって決まります。売買スプレッドの水準は市場環境の変化や各対象原資産の流動性等に応じて変化します。

具体的には、国内株式および国内株価指数を対象としたeワラントに関しては、9:00~15:10は主に国内の金融商品取引所などで株式取引および株価指数先物取引を用いてヘッジ取引を行っています。一方、15:10~23:50に関しては、通常は市場外取引または国外の金融商品取引所などでの国内株式(ADRを含む)および国内株価指数によるヘッジ取引を行うため、流動性の低さからヘッジコストが上昇します。

このため、15:10~23:50の国内株式および国内株価指数を対象としたeワラント(日経プラス5倍トラッカー、日経マイナス3倍トラッカーも含む)の売買スプレッドは、9:00~15:10における売買スプレッドと比較して広めに設定されます。

また、外国株価指数および外国株式に関しても上記と同様にヘッジ取引に関連して売買スプレッドが変更される場合があります。

ただし、上記以外に外国証券情報にて開示されているように、以下に例示される場合にeワラントの売買スプレッドが大きく変動する場合がありますのでご注意ください。

  • 対象原資産などの取引状況が急変した、または急変することが予見される場合
  • 対象原資産などの流動性が急変した、または急変することが予見される場合(信用取引の取引条件の変化、制限などを含む)
  • eワラントまたはeワラントの価格に影響を与えると思われる諸条件が急変した、または急変することが予見される場合(金利、為替、各国金融商品取引所の取引動向などを含む)

注)上記はあくまでも例示であり、売買スプレッドが変動する全ての事例を網羅するものではありません。

詳細は外国証券情報もしくは以下URLの「必ずお読みください」のうち、「その他一般的な注意点」の「■収益から控除すべき付随コスト」をご参照ください。https://www.ewarrant.co.jp/corp/readme/#ew_r2_1

【参考リンク】
■よくあるご質問 > 価格について >Q2 eワラントの販売価格(投資家にとっての購入価格)と買取価格(投資家にとっての売却価格)の差(売買スプレッド)はどのように決まるのですか?
https://www.ewarrant.co.jp/faq/?#a2

■よくあるご質問 > 価格について >Q3 15:10~23:50における国内株式および国内株価指数を対象としたeワラントの売買スプレッドはどのように決まるのですか?
https://www.ewarrant.co.jp/faq/?#a3

■よくあるご質問 > 価格について >Q19 相場急変時などに、売買スプレッドが広がることがあるようです。理由を教えてください。
https://www.ewarrant.co.jp/faq/?#a19

■eワラントデモトレードで取引をお試しください
https://www.ewarrant.co.jp/tools/demotrade/