2021年3月5日(金)のサマリー(2021年3月8日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)28,913円(-170円)
取引所終値28,864円32銭(-65円79銭)

原資産概況

日経平均は続落。前日のパウエルFRB議長の発言をきっかけに米金利が一段高となったことを受けて、日本株にも売りが波及し、前場に大きく下落した。後場に入ると日銀のETF買い観測への期待感などから買いが先行し、下げ幅を大幅に縮めた。東証1部の売買代金は3兆1752億円。個別株ではセイコーエプソン(6724)、国際石油開発帝石(1605)、シャープ(6753)などは上昇。リクルートHD(6098)、住友不動産(8830)、ファーストリテ(9983)などは下落。COMEX金先物、プラチナは小動き。銀は続落。WTI原油先物は続伸。CMEビットコイン先物は反発。米ドルは続伸。米国株は反発。

eワラント取引概況

東京エレクトロンCALLの買い、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍トラッカーの売り多い。ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍トラッカーの売買活発。

PUT・CALLレシオ :52%(前日比+6%)
新規買い指数 :36%(前日比-4%)

騰落率上位

値上り:WTI原油先物リンク債_2021年6月限 コール 5回 (+107.7%)、リクルートホールディングス プット 63回 (+100.0%)、セイコーエプソン コール 62回 (+83.3%)
値下り:ニアピン米ドルr2 1298回 (-77.8%)、エクソン・モービル プット 22回 (-72.7%)、住友金属鉱山 コール 252回 (-72.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 拮抗 ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍 TR#1 2021/4/14
15,000米ドル
-1.96% ビットコイン21-4 -2.49%
2 売越 ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍 TR#1 2021/4/14
60,000米ドル
5.42% ビットコイン21-4 -2.49%
3 買越 東京エレクトロン CALL#292 2021/4/14
45,000円
-17.76% 8035 -2.65%
4 買越 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ CALL#52 2021/4/14
90米ドル
-21.59% AMD.OQ -4.23%
5 買越 銀リンク債 CALL#33 2021/4/14
28米ドル
-19.00% -3.04%
6 売越 ファーストリテイリング PUT#272 2021/4/14
91,000円
15.25% 9983 -3.63%
7 買越 WTI原油先物リンク債_2021年6月限 CALL#5 2021/3/10
60米ドル
107.69% WTI21-6 6.29%
8 買越 日経平均 CALL#2041 2021/4/14
27,000円
-4.54% N225 -0.58%
9 売越 日経平均 PUT#1775 2021/4/14
28,500円
3.22% N225 -0.58%
10 買越 ファーストリテイリング CALL#316 2021/4/14
98,000円
-18.55% 9983 -3.63%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 米ドル安(円高)型#1089 105円 2021/4/14 -17.77%
2 買越 米ドル高(円安)型#1216 108.5円 2021/3/10 40.54%
3 買越 米ドル高(円安)型#1221 105円 2021/4/14 13.53%
4 売越 米ドル高(円安)型#1212 106.5円 2021/3/10 33.73%
5 売越 米ドル高(円安)型#1208 104.5円 2021/3/10 25.24%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円39銭 (+95銭) 0.88%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅下落。ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍トラッカーの買い、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍トラッカーの買い、日経平均PUTの売り多い。

買越 日経平均4月28,000円PUT、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍(ビットコイン21-4)4月60,000米ドルトラッカー、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍(ビットコイン21-4)4月15,000米ドルトラッカー、ファーストリテイリング(9983)4月91,000円PUT、銀リンク債(銀)4月33米ドルCALL、エヌビディア(NVDA.OQ)4月500米ドルPUT
売越 日経平均4月28,500円PUT、日経平均3月28,500円PUT、日経平均プラス5倍3月21,500円トラッカー、アルファベット(GOOG.OQ)3月1,750米ドルCALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は下げ幅を縮小。東京エレクトロンCALLの買い、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍トラッカーの売り、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍トラッカーの売り多い。

買越 東京エレクトロン(8035)4月45,000円CALL、東京エレクトロン(8035)4月42,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)4月98,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)4月105,000円CALL
売越 ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍(ビットコイン21-4)4月60,000米ドルトラッカー、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍(ビットコイン21-4)4月15,000米ドルトラッカー、ファーストリテイリング(9983)4月91,000円PUT、エヌビディア(NVDA.OQ)4月500米ドルPUT、商船三井(9104)4月2,800円CALL、任天堂(7974)4月65,000円PUT
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(3月限)は28,780円(20:00)と小幅下落。ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍トラッカーの買い、東京エレクトロンCALLの買い、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍トラッカーの売り多い。

買越 日経平均4月28,500円CALL、日経平均4月30,000円PUT、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍(ビットコイン21-4)4月15,000米ドルトラッカー、東京エレクトロン(8035)4月45,000円CALL、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)4月2,500米ドルPUT、三菱重工業(7011)4月3,400円CALL、WTI原油先物リンク債_2021年6月限(WTI21-6)4月65米ドルCALL、米ドルリンク債4月105米ドルPUT
売越 日経平均4月28,000円PUT、ビットコイン先物リンク債_2021年4月限マイナス3倍(ビットコイン21-4)4月60,000米ドルトラッカー
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。アドバンスト・マイクロ・デバイセズCALLの買い、銀リンク債CALLの買い、WTI原油先物リンク債_2021年6月限CALLの買い多い。

買越 日経平均4月27,000円CALL、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD.OQ)4月90米ドルCALL、銀リンク債(銀)4月28米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2021年6月限(WTI21-6)3月60米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2021年6月限(WTI21-6)4月60米ドルPUT
売越 ビットコイン先物リンク債_2021年4月限プラス5倍(ビットコイン21-4)4月15,000米ドルトラッカー、ソフトバンクグループ(9984)3月8,500円PUT、ネットフリックス(NFLX.OQ)4月440米ドルPUT、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)3月2,750米ドルPUT、クボタ(6326)4月2,200円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。