2020年11月24日(火)のサマリー(2020年11月25日(水)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)26,424円(+725円)
取引所終値26,165円59銭(+638円22銭)

原資産概況

日経平均は大幅反発。トランプ米大統領がバイデン氏への政権移行を認めたことやバイデン新政権の財務長官にハト派と目されるイエレン前FRB議長の就任が報じられたことにより、市場のリスク選好姿勢が強まった。東証1部の売買代金は2兆9478億円。個別株では東京エレクトロン(8035)、SUMCO(3436)、信越化学(4063)などは上昇。KDDI(9433)、富士通(6702)などは下落。COMEX金先物、銀は大幅続落。プラチナは小動き。WTI原油先物は大幅続伸。米ドルは反発。米国株は大幅に続伸し、史上初めて30,000米ドルの節目を上回る。

eワラント取引概況

三菱UFJFGCALLや三井住友FGCALLなど銀行株を対象とするコール型eワラントの売買活発。その他急伸した日経平均を対象とするPUTの売買活発。

PUT・CALLレシオ :59%(前日比-7%)
新規買い指数 :36%(前日比+5%)

騰落率上位

値上り:ニアピン米ドルr2 1289回 (+140.5%)、金リンク債 プット 251回 (+63.8%)、金リンク債 プット 252回 (+59.7%)
値下り:日経平均 プット 1507回 (-86.7%)、日経平均 プット 1530回 (-78.4%)、金リンク債 プラス5倍トラッカー 29回 (-78.4%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 拮抗 三菱UFJフィナンシャル・グループ CALL#307 2020/12/9
455円
9.22% 8306 1.92%
2 拮抗 日経平均 PUT#1621 2021/1/13
20,000円
-34.88% N225 2.82%
3 拮抗 三井住友フィナンシャルグループ CALL#297 2020/12/9
3,250円
6.74% 8316 1.94%
4 買越 日経平均 PUT#1721 2021/1/13
24,500円
-26.94% N225 2.82%
5 買越 東京エレクトロン PUT#228 2021/1/13
30,000円
-28.25% 8035 5.87%
6 買越 日経平均マイナス3倍 TR#50 2021/1/13
26,500円
-28.82% N225 2.82%
7 買越 アドバンテスト CALL#171 2021/1/13
7,000円
14.29% 6857 3.93%
8 買越 商船三井 CALL#77 2020/12/9
2,800円
14.10% 9104 2.99%
9 買越 村田製作所 CALL#180 2021/1/13
9,000円
17.89% 6981 3.21%
10 買越 日経平均マイナス3倍 TR#49 2020/12/9
26,500円
-29.38% N225 2.82%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドルNP#1288 105円 2020/12/9 33.98%
2 買越 米ドル高(円安)型#1176 104円 2021/1/13 14.52%
3 拮抗 米ドル安(円高)型#1039 106円 2020/12/9 -25.40%
4 買越 米ドル安(円高)型#1044 102円 2021/1/13 -20.60%
5 買越 米ドル安(円高)型#1046 103円 2021/1/13 -19.27%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 104円68銭 (+93銭) 0.90%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅上昇。三菱UFJFGCALLの買い、三井住友FGCALLの買い多い。日経平均PUTの売買活発。

買越 日経平均1月24,500円PUT、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)12月455円CALL、三井住友フィナンシャルグループ(8316)12月3,250円CALL、アドバンテスト(6857)1月7,000円CALL、東京エレクトロン(8035)1月30,000円PUT、商船三井(9104)12月2,800円CALL、村田製作所(6981)1月9,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)1月65,000円PUT、韓国200種株価指数(KS200)1月290ptPUT
売越 該当なし
拮抗 日経平均1月20,000円PUT

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。日経平均PUTの買い、日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、三菱UFJFGCALLの売り多い。

買越 日経平均1月24,500円PUT、日経平均マイナス3倍1月26,500円トラッカー、日経平均1月23,500円PUT、東京エレクトロン(8035)1月30,000円PUT、銀リンク債プラス5倍(銀)1月23米ドルトラッカー、韓国200種株価指数(KS200)1月290ptPUT
売越 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)12月455円CALL、三井住友フィナンシャルグループ(8316)12月3,250円CALL、米ドルリンク債12月105円ニアピン、日本電産(6594)1月9,250円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は26,340円(20:00)と上昇。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍12月26,500円トラッカー、日経平均1月23,000円PUT、日経平均1月19,000円PUT、日経平均1月27,000円CALL、日経平均1月24,500円PUT、JPモルガン・チェース(JPM.N)1月140米ドルCALL、信越化学工業(4063)1月12,000円PUT、エヌビディア(NVDA.OQ)1月650米ドルCALL、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)1月3,750米ドルCALL
売越 楽天(4755)1月1,350円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。売買対象は拡散。

買越 日経平均1月20,000円PUT、日経平均12月23,000円PUT、日経平均1月24,500円PUT、任天堂(7974)1月60,000円CALL、ソニー(6758)1月9,250円CALL、ソニー(6758)1月9,750円CALL、野村NYダウ30連動ETFリンク債マイナス3倍12月42,000円トラッカー、プラチナリンク債プラス5倍(プラチナ)1月800米ドルトラッカー
売越 サイバーエージェント(4751)12月7,500円CALL
拮抗 国際石油開発帝石(1605)1月700円CALL

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。