2019年12月12日(木)のサマリー(2019年12月13日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)23,582円(+160円)
取引所終値23,424円81銭(+32円95銭)

原資産概況

日経平均は小幅反発。11日まで開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場予想通り政策金利の据え置きが決定した。2020年中の政策金利据え置きを示唆したことも好感され、前日の米国市場では主要3指数が揃って上昇、日経平均にもこの流れが波及した。為替の円高推移からマイナスに転じる場面もみられたものの、米SOX指数の最高値更新を材料視した半導体関連株の上昇が支えとなった。東証1部の売買代金は1兆9936億円。個別株ではダブル・スコープ(6619)、東京エレクトロン(8035)、ディスコ(6146)などは上昇。コナミHD(9766)、リソー教育(4714)、ソースネクスト(4344)などは下落。COMEX金先物は反落。WTI原油先物は小幅反発。プラチナは続伸。コーンは大幅反発。米ドルは上昇。米国株は大幅続伸。

eワラント取引概況

日経平均マイナス3倍トラッカーの売り、東京エレクトロンCALLの売り多い。日経平均CALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :19%(前日比+3%)
新規買い指数 :59%(前日比-8%)

騰落率上位

値上り:カプコン コール 11回 (+65.5%)、南アフリカランド ランド高(コール)型 215回 (+62.5%)、ハンセン中国企業株指数(H株指数) コール 206回 (+54.1%)
値下り:日経平均 プット 1138回 (-66.7%)、ディスコ プット 36回 (-57.9%)、日経平均プットスプレッドr250 34回 (-56.4%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
-12.40% N225 0.68%
2 売越 東京エレクトロン CALL#248 2020/2/12
24,000円
41.39% 8035 5.37%
3 拮抗 日経平均 CALL#1383 2020/1/8
22,000円
8.64% N225 0.68%
4 買越 日立製作所 CALL#204 2020/2/12
4,200円
3.25% 6501 0.43%
5 買越 ソフトバンクグループ PUT#402 2020/4/8
4,500円
-5.51% 9984 1.60%
6 売越 信越化学工業 CALL#140 2020/3/11
12,000円
22.11% 4063 2.91%
7 拮抗 任天堂 CALL#358 2020/2/12
50,000円
-11.02% 7974 -1.38%
8 拮抗 ダブル・スコープ CALL#53 2020/1/8
850円
29.29% 6619 5.25%
9 買越 ワークマン CALL#18 2020/5/13
8,500円
2.03% 7564 0.70%
10 買越 ユニバーサルエンターテインメント CALL#25 2020/4/8
4,400円
-10.92% 6425 -1.48%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 英ポンド安(円高)型#403 130円 2020/2/12 -1.15%
2 買越 英ポンド高(円安)型#455 140円 2020/1/8 -1.44%
3 買越 英ポンド高(円安)型#463 148円 2020/3/11 -1.10%
4 売越 米ドル高(円安)型#1068 109円 2020/1/8 5.61%
5 買越 米ドル安(円高)型#958 108円 2020/1/8 -10.10%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円90銭 (+19銭) 0.18%
ユーロ 121円20銭 (+65銭) 0.54%
豪ドル 75円08銭 (+62銭) 0.84%
英ポンド 143円24銭 (-3銭) -0.02%
カナダドル 82円59銭 (+41銭) 0.49%
NZドル 71円71銭 (+43銭) 0.60%
南アフリカランド 7円46銭 (+9銭) 1.27%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は小幅反発。東京エレクトロンCALLの売り多い。

買越 日立製作所(6501)2月4,200円CALL、ワークマン(7564)5月8,500円CALL、ユニバーサルエンターテインメント(6425)4月4,400円CALL、ダブル・スコープ(6619)1月850円CALL、ディスコ(6146)5月21,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)4月4,500円PUT
売越 東京エレクトロン(8035)2月24,000円CALL、信越化学工業(4063)3月12,000円CALL、石川製作所(6208)3月1,250円PUT
拮抗 任天堂(7974)2月50,000円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍トラッカーの買い、日立製作所CALLの売り多い。

買越 野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍5月18,000円トラッカー、ソフトバンクグループ(9984)4月4,500円PUT、村田製作所(6981)3月6,500円CALL、キーエンス(6861)3月34,000円CALL、英ポンドリンク債3月148円CALL
売越 日立製作所(6501)2月4,200円CALL、東京エレクトロン(8035)3月25,000円CALL、オリエンタルランド(4661)1月15,000円CALL、ダブル・スコープ(6619)1月850円CALL、ルネサスエレクトロニクス(6723)1月750円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(3月限)は23,390円(20:00)と下落。日経平均マイナス3倍トラッカーの売り多い。

買越 日経平均1月22,000円CALL、ニュージーランドドルリンク債1月70円PUT、ダイキン工業(6367)2月12,000円PUT、ユーロリンク債4月125円CALL
売越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、東海カーボン(5301)2月1,300円CALL、任天堂(7974)2月40,000円PUT、ハンセン中国企業株指数(H株指数)(HSCE)3月12,000香港ドルCALL、ファーストリテイリング(9983)2月68,000円CALL、オリエンタルランド(4661)4月16,500円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅続伸。英ポンド安型(英ポンドリンク債PUT)の買い、英ポンド高型(英ポンドリンク債CALL)の買い、日経平均CALLの売り多い。

買越 英ポンドリンク債2月130円PUT、英ポンドリンク債1月140円CALL、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)3月1,850米ドルCALL、SUMCO(3436)2月1,800円CALL、米ドルリンク債1月106円ニアピン
売越 日経平均1月22,000円CALL、信越化学工業(4063)3月12,000円CALL、東海カーボン(5301)2月1,300円CALL、コロプラ(3668)2月1,250円CALL、ファーストリテイリング(9983)2月58,000円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。