2019年8月15日(木)のサマリー(2019年8月16日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)20,335円(+100円)
取引所終値20,405円65銭(-249円48銭)

原資産概況

日経平均は大幅反落。前日の米国市場では10年債の利回りが2年債の利回りを下回る「逆イールド」が発生、景気後退への警戒感の高まりなどからNYダウは急落し今年最大の下げ幅を記録した。こうした流れを引き継ぎ日経平均も売りが先行したものの、為替の円高一服やアジア株の相対的に底堅い推移から下げ幅を縮小した。東証1部の売買代金は1兆9862億円。個別株ではジーエヌアイグループ(2160)、コロプラ(3668)、ブイ・テクノロジー(7717)などは上昇。ダブル・スコープ(6619)、そーせいグループ(4565)、サイバーA(4751)などは下落。COMEX金先物、コーンは小動き。WTI原油先物、プラチナは小幅続落。米ドルは小幅反発。米国株はNYダウが反発。

eワラント取引概況

日立製作所CALLの買い、ジーエヌアイグループCALLの売り、日経平均マイナス3倍トラッカーの売り多い。

PUT・CALLレシオ :23%(前日比-4%)
新規買い指数 :64%(前日比+4%)

騰落率上位

値上り:コロプラ コール 34回 (+190.9%)、コロプラ コール 33回 (+153.9%)、ブイ・テクノロジー コール 48回 (+100.0%)
値下り:ダブル・スコープ コール 46回 (-57.1%)、ダブル・スコープ コール 44回 (-52.0%)、LIFULL プット 23回 (-46.3%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 日立製作所 CALL#191 2019/10/9
2,800円
-3.27% 6501 -0.77%
2 売越 ジーエヌアイグループ CALL#13 2019/9/11
4,500円
72.91% 2160 11.60%
3 売越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
-2.15% N225 0.49%
4 買越 日経平均プラス5倍 TR#37 2020/2/12
20,000円
7.09% N225 0.49%
5 買越 日経平均 PUT#1020 2019/12/11
21,500円
-3.54% N225 0.49%
6 買越 ソフトバンクグループ CALL#500 2020/1/8
6,000円
9.11% 9984 1.80%
7 買越 東京エレクトロン CALL#235 2019/11/13
20,000円
16.06% 8035 2.57%
8 買越 ソフトバンクグループ CALL#501 2020/1/8
6,500円
10.00% 9984 1.80%
9 拮抗 LIFULL CALL#28 2019/9/11
800円
54.55% 2120 5.30%
10 拮抗 ソフトバンクグループ CALL#476 2019/9/11
6,000円
21.88% 9984 1.80%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 ユーロ高(円安)型#566 121円 2019/10/9 -1.87%
2 拮抗 豪ドル安(円高)型#411 72円 2019/11/13 -11.11%
3 拮抗 米ドル安(円高)型#917 102円 2019/12/11 -7.22%
4 買越 南アフリカランド高(円安)型#214 7円 2020/1/8 11.74%
5 売越 米ドル安(円高)型#919 104円 2019/9/11 -15.85%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 106円21銭 (+36銭) 0.34%
ユーロ 117円91銭 (-2銭) -0.02%
豪ドル 71円96銭 (+55銭) 0.78%
英ポンド 128円67銭 (+1円03銭) 0.81%
カナダドル 79円66銭 (+19銭) 0.24%
NZドル 68円46銭 (+40銭) 0.59%
南アフリカランド 6円95銭 (+7銭) 1.05%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅反落。日立製作所CALLの買い、日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、ジーエヌアイグループCALLの売り多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日立製作所(6501)10月2,800円CALL
売越 日経平均マイナス3倍2月24,000円トラッカー、日経平均12月21,500円PUT、ジーエヌアイグループ(2160)9月4,500円CALL、バンダイナムコホールディングス(7832)10月4,500円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)11月24,000米ドルPUT
拮抗 日経平均9月19,000円PUT、LIFULL(2120)9月800円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。東京エレクトロンCALLの買い多い。

買越 東京エレクトロン(8035)11月20,000円CALL、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)9月200米ドルCALL、グレイステクノロジー(6541)9月3,200円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)10月27,500米ドルCALL、ジーエヌアイグループ(2160)1月5,200円CALL
売越 ブイ・テクノロジー(7717)10月7,000円CALL、韓国200種株価指数(KS200)1月270ptPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)10月23,500米ドルPUT、そーせいグループ(4565)12月3,000円CALL
拮抗 楽天(4755)1月1,400円CALL

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は20,210円(20:00)と下落。日経平均マイナス3倍トラッカーの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均9月21,500円ニアピン、日経平均11月22,000円CALL、リフト(LYFT.OQ)1月70米ドルCALL、ソフトバンクグループ(9984)1月5,000円CALL
売越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、日経平均12月21,500円PUT、韓国200種株価指数(KS200)12月250ptPUT、WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月50米ドルPUT、韓国200種株価指数(KS200)9月270ptPUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株はNYダウが反発。ソフトバンクグループCALLの買い、日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均12月21,500円PUT、ソフトバンクグループ(9984)1月6,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)1月6,500円CALL、ユーロリンク債10月121円CALL
売越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均11月22,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)9月6,000円CALL、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)9月200米ドルCALL、ネットフリックス(NFLX.OQ)12月320米ドルPUT
拮抗 豪ドルリンク債11月72円PUT

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。