2019年8月2日(金)のサマリー(2019年8月5日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)20,797円(-716円)
取引所終値21,087円16銭(-453円83銭)

原資産概況

日経平均は大幅反落。トランプ大統領が新たな対中追加関税の発動を明らかにしたことから米中貿易摩擦への警戒感が再燃。為替が一時1ドル=106円台まで円高方向に進んだこともあり、日経平均は節目の21,000円を割り込む場面も見られた。東証1部の売買代金は2兆8250億円。個別株ではカプコン(9697)、日本エム・ディ・エム(7600)、コーセー(4922)などは上昇。日本製鉄(5401)、日本製鋼所(5631)、川崎汽船(9107)などは下落。COMEX金先物、WTI原油先物、コーンは反発。プラチナは続落。米ドルは大幅続落。米国株は続落。

eワラント取引概況

日経平均プラス5倍トラッカーの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの売り多い。ZOZOPUTの売買活発。

PUT・CALLレシオ :56%(前日比+8%)
新規買い指数 :36%(前日比+3%)

騰落率上位

値上り:日本製鋼所 プット 41回 (+400.0%)、ハンセン中国企業株指数(H株指数) プット 166回 (+400.0%)、ダウ・ジョーンズ工業株価平均 プット 346回 (+380.0%)
値下り:ニアピン日経平均r250 1583回 (-91.4%)、アリババグループホールディング(ADR) コール 62回 (-91.0%)、ニアピン米ドルr2 1207回 (-88.7%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 日経平均プラス5倍 TR#37 2020/2/12
20,000円
-26.58% N225 -3.32%
2 売越 ダウ・ジョーンズ工業株価平均 PUT#364 2019/8/14
26,000米ドル
228.57% DJI -2.91%
3 拮抗 ZOZO PUT#14 2019/11/13
1,900円
7.53% 3092 -3.07%
4 売越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
21.08% N225 -3.32%
5 売越 カプコン CALL#3 2019/8/14
2,600円
117.29% 9697 7.49%
6 買越 日経平均 CALL#1289 2019/12/11
20,500円
-25.52% N225 -3.32%
7 売越 日経平均 PUT#1016 2019/12/11
20,500円
33.14% N225 -3.32%
8 売越 日経平均 PUT#1020 2019/12/11
21,500円
29.96% N225 -3.32%
9 買越 日本電産 CALL#133 2019/11/13
16,500円
-27.91% 6594 -4.35%
10 拮抗 東京エレクトロン CALL#235 2019/11/13
20,000円
-11.20% 8035 -1.93%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドル安(円高)型#896 106円 2019/8/14 140.63%
2 売越 米ドル安(円高)型#912 112円 2019/10/9 26.63%
3 買越 米ドル高(円安)型#1047 105円 2019/10/9 -26.36%
4 買越 米ドル高(円安)型#1057 112円 2019/12/11 -32.74%
5 売越 米ドル安(円高)型#915 109円 2019/11/13 28.08%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 106円60銭 (-1円62銭) -1.50%
ユーロ 118円38銭 (-1円23銭) -1.03%
豪ドル 72円36銭 (-1円74銭) -2.35%
英ポンド 129円27銭 (-1円94銭) -1.48%
カナダドル 80円54銭 (-1円36銭) -1.66%
NZドル 69円66銭 (-1円34銭) -1.88%
南アフリカランド 7円23銭 (-21銭) -2.78%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅反落。カプコンCALLの売り、日経平均PUTの売り多い。東京エレクトロンCALLの売買活発。

買越 日経平均12月19,500円CALL、日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均12月20,500円CALL、ZOZO(3092)11月1,900円PUT、韓国200種株価指数(KS200)9月240ptPUT
売越 日経平均12月20,500円PUT、カプコン(9697)8月2,600円CALL、米ドルリンク債10月112円PUT、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)11月540円PUT
拮抗 東京エレクトロン(8035)11月20,000円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。日経平均プラス5倍トラッカーの買い、ZOZOPUTの売り、日経平均PUTの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均12月20,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)11月6,000円CALL、任天堂(7974)10月42,000円CALL、日本電産(6594)11月16,500円CALL
売越 日経平均12月21,500円PUT、日経平均12月22,500円PUT、ZOZO(3092)11月1,900円PUT、しまむら(8227)9月8,500円PUT、スクエア(SQ.N)9月62米ドルPUT
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は20,950円(20:00)と小幅安。日経平均CALLの買い、ZOZOPUTの売り、日経平均PUTの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均12月20,500円CALL、米ドルリンク債10月105円CALL、日本電産(6594)11月16,500円CALL、ダイフク(6383)11月7,000円CALL、米ドルリンク債8月106円PUT
売越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、TDK(6762)9月8,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)9月4,500円PUT、米ドルリンク債8月110円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は続落。日経平均プラス5倍トラッカーの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの売り、米ドル安型(米ドルリンク債PUT)の売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均11月19,000円CALL、日経平均10月19,500円CALL
売越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)8月26,000米ドルPUT、米ドルリンク債8月106円PUT、LINE(3938)10月4,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)9月4,500円PUT
拮抗 米ドルリンク債12月112円CALL、韓国200種株価指数(KS200)12月250ptPUT

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。