2019年7月12日(金)のサマリー(2019年7月16日(火)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)21,588円(+25円)
取引所終値21,685円90銭(+42円37銭)

原資産概況

日経平均は続伸。11日の米国市場では、利下げ観測の強まりからNYダウが過去最高値を更新。この流れを引き継ぎ日経平均も買いが先行したものの、安川電機(6506)の決算が嫌気され設備投資関連株が売られるとマイナス圏に沈んだ。その後、中国株の上昇などから切り返したが、3連休を前にこう着感の強い展開が続いた。東証1部の売買代金は1兆7891億円。個別株ではジーエヌアイグループ(2160)、ファーストリテ(9983)、インターネットイニシアティブ(3774)などは上昇。バンダイナムコHD(7832)、平田機工(6258)、コロプラ(3668)などは下落。COMEX金先物は小幅反発。WTI原油先物は小動き。プラチナは上昇。コーンは小動き。米ドルは反落。米国株は大幅高。

eワラント取引概況

ファーストリテCALLの売り、バンダイナムコHDPUTの売り多い。WTI原油先物リンク債_2019年12月限CALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :52%(前日比-1%)
新規買い指数 :41%(前日比+6%)

騰落率上位

値上り:バンダイナムコホールディングス プット 12回 (+244.4%)、バンダイナムコホールディングス プット 13回 (+137.8%)、コーン先物リンク債_2019年9月限 コール 3回 (+125.0%)
値下り:コーン先物リンク債_2019年9月限 プット 2回 (-66.7%)、バンダイナムコホールディングス コール 12回 (-57.5%)、コーン先物リンク債_2019年12月限 プット 1回 (-50.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 ファーストリテイリング CALL#245 2019/9/11
66,000円
19.10% 9983 2.68%
2 拮抗 WTI原油先物リンク債_2019年12月限 CALL#3 2019/11/13
65米ドル
-1.82% WTI19-12 -0.16%
3 売越 バンダイナムコホールディングス PUT#13 2019/10/9
4,800円
137.84% 7832 -11.35%
4 買越 バンダイナムコホールディングス CALL#12 2019/8/14
5,500円
-57.49% 7832 -11.35%
5 買越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
-0.70% N225 0.12%
6 売越 LINE PUT#33 2019/10/9
4,000円
1.68% 3938 -0.82%
7 売越 ファーストリテイリング CALL#258 2019/10/9
76,000円
20.13% 9983 2.68%
8 買越 日本電産 CALL#133 2019/11/13
16,500円
-2.28% 6594 -0.27%
9 買越 日経平均 PUT#1024 2019/12/11
22,500円
-1.05% N225 0.12%
10 買越 コーセー PUT#11 2019/11/13
16,000円
-3.86% 4922 0.86%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 英ポンド安(円高)型#390 132円 2019/11/13 -0.25%
2 買越 米ドル高(円安)型#1028 108円 2019/9/11 -4.90%
3 売越 米ドル安(円高)型#901 105円 2019/9/11 3.67%
4 売越 米ドル安(円高)型#914 107円 2019/11/13 2.86%
5 売越 カナダドル安(円高)型#265 82円 2019/8/14 -2.88%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円07銭 (-21銭) -0.19%
ユーロ 121円58銭 (-33銭) -0.27%
豪ドル 75円56銭 (-4銭) -0.06%
英ポンド 135円71銭 (-5銭) -0.03%
カナダドル 82円80銭 (+2銭) 0.02%
NZドル 72円10銭 (-16銭) -0.22%
南アフリカランド 7円70銭 (-7銭) -0.96%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は買い先行も上値重い。バンダイナムコHDPUTの売り多い。

買越 バンダイナムコホールディングス(7832)8月5,500円CALL、日本電産(6594)11月16,500円CALL、コーセー(4922)11月16,000円PUT、アンリツ(6754)11月1,850円CALL、ハンセン中国企業株指数(H株指数)(HSCE)10月11,000香港ドルPUT、ファーストリテイリング(9983)12月66,000円PUT
売越 バンダイナムコホールディングス(7832)10月4,800円PUT、LINE(3938)10月4,000円PUT、ファーストリテイリング(9983)10月76,000円CALL
拮抗 日経平均12月20,500円PUT

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小幅高。ファーストリテCALLの売り多い。

買越 日経平均12月22,500円PUT、WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月65米ドルCALL、楽天(4755)12月1,100円CALL、バンダイナムコホールディングス(7832)8月5,500円CALL、英ポンドリンク債11月132円PUT、JIG-SAW(3914)12月3,700円CALL、楽天(4755)9月1,200円CALL
売越 ファーストリテイリング(9983)9月66,000円CALL、安川電機(6506)8月3,200円PUT、ソフトバンクグループ(9984)9月6,500円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は21,610円(20:00)と小動き。WTI原油先物リンク債_2019年9月限(WTI19-9)CALLの買い多い。

買越 WTI原油先物リンク債_2019年9月限(WTI19-9)8月60米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月75米ドルCALL、米ドルリンク債12月102円PUT、ソフトバンクグループ(9984)9月6,000円CALL
売越 安川電機(6506)8月3,900円CALL、韓国200種株価指数(KS200)8月250ptPUT、ダブル・スコープ(6619)10月2,150円CALL、カナダドルリンク債8月82円PUT、ソフトバンクグループ(9984)9月3,500円PUT
拮抗 コーン先物リンク債_2019年12月限11月(コーン先物)5米ドルCALL

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅続伸。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、日経平均マイナス3倍2月26,000円トラッカー、日経平均プラス5倍2月17,000円トラッカー、米ドルリンク債9月108円CALL、WTI原油先物リンク債_2019年9月限(WTI19-9)8月55米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月28,500米ドルCALL
売越 WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月65米ドルCALL、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)10月4,500円CALL、平田機工(6258)10月7,500円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)11月28,000米ドルCALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。