2019年7月11日(木)のサマリー(2019年7月12日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)21,563円(-10円)
取引所終値21,643円53銭(+110円05銭)

原資産概況

日経平均は反発。パウエルFRB議長の議会証言を受けた早期利下げ観測の強まりから前日の米国市場は上昇。この流れから日経平均は買い先行でスタート。為替の円高推移で伸び悩む場面も見られたが、アジア株の堅調推移を背景に上げ幅を拡大した。東証1部の売買代金は1兆7846億円。個別株ではバンダイナムコHD(7832)、田中化学研究所(4080)、任天堂(7974)などは上昇。JIG-SAW(3914)、KLab(3656)、ビリングシステム(3623)などは下落。COMEX金先物は反落。WTI原油先物は小動き。プラチナは小幅反落。コーンは大幅続伸。米ドルは小幅反発。米国株は大幅高。

eワラント取引概況

安川電機PUTの買い、JIG-SAWCALLの買い多い。任天堂CALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :53%(前日比+11%)
新規買い指数 :35%(前日比-14%)

騰落率上位

値上り:バンダイナムコホールディングス コール 12回 (+55.6%)、バンダイナムコホールディングス コール 16回 (+42.5%)、バンダイナムコホールディングス コール 15回 (+39.6%)
値下り:バンダイナムコホールディングス プット 12回 (-55.0%)、任天堂 プット 284回 (-50.0%)、JIG-SAW コール 35回 (-42.3%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 安川電機 PUT#51 2019/10/9
3,700円
5.81% 6506 -1.87%
2 買越 JIG-SAW CALL#30 2019/12/11
3,700円
-33.33% 3914 -13.24%
3 拮抗 任天堂 CALL#333 2019/8/14
37,000円
31.18% 7974 4.45%
4 拮抗 WTI原油先物リンク債_2019年12月限 CALL#3 2019/11/13
65米ドル
6.80% WTI19-12 1.14%
5 買越 東京エレクトロン CALL#235 2019/11/13
20,000円
-0.23% 8035 0.10%
6 売越 任天堂 CALL#349 2019/10/9
42,000円
26.92% 7974 4.45%
7 売越 リクルートホールディングス CALL#32 2019/11/13
3,400円
9.78% 6098 1.99%
8 買越 LINE PUT#33 2019/10/9
4,000円
7.62% 3938 -3.19%
9 買越 ファーストリテイリング CALL#258 2019/10/9
76,000円
4.41% 9983 0.73%
10 買越 任天堂 PUT#290 2019/10/9
36,000円
-21.33% 7974 4.45%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 拮抗 米ドル高(円安)型#1054 109円 2019/10/9 -5.76%
2 売越 米ドル安(円高)型#910 110円 2019/10/9 3.23%
3 拮抗 米ドル高(円安)型#1052 108円 2019/12/11 -3.75%
4 買越 米ドル高(円安)型#1057 112円 2019/12/11 -5.15%
5 売越 米ドル高(円安)型#1028 108円 2019/9/11 -6.42%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円28銭 (-24銭) -0.22%
ユーロ 121円91銭 (-21銭) -0.17%
豪ドル 75円60銭 (+8銭) 0.10%
英ポンド 135円76銭 (+6銭) 0.04%
カナダドル 82円78銭 (+3銭) 0.04%
NZドル 72円26銭 (+17銭) 0.23%
南アフリカランド 7円77銭 (+6銭) 0.76%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は反発。任天堂CALLの売買活発。

買越 WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月65米ドルCALL、JIG-SAW(3914)12月3,700円CALL、米ドルリンク債10月109円CALL、韓国200種株価指数(KS200)9月270ptPUT、JXTGホールディングス(5020)10月450円PUT、安川電機(6506)8月2,400円PUT、米ドルリンク債12月112円CALL
売越 任天堂(7974)10月42,000円CALL、ZOZO(3092)11月1,600円PUT
拮抗 任天堂(7974)8月37,000円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は後場一段高。安川電機PUTの買い、JIG-SAWCALLの買い、東京エレクトロンCALLの買い多い。

買越 安川電機(6506)10月3,700円PUT、JIG-SAW(3914)12月3,700円CALL、東京エレクトロン(8035)11月20,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)10月76,000円CALL、安川電機(6506)8月3,200円PUT
売越 リクルートホールディングス(6098)11月3,400円CALL、信越化学工業(4063)11月11,000円CALL、任天堂(7974)10月42,000円CALL、米ドルリンク債10月109円CALL、東京エレクトロン(8035)11月16,500円PUT
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は21,590円(20:00)と小動き。WTI原油先物リンク債_2019年12月限CALLの売り多い。

買越 WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月60米ドルCALL、JIG-SAW(3914)12月5,700円CALL、バンダイナムコホールディングス(7832)8月5,500円CALL、英ポンドリンク債9月132円PUT
売越 WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月65米ドルCALL、米ドルリンク債10月110円PUT、安川電機(6506)8月2,400円PUT、信越化学工業(4063)9月9,000円PUT、ブレインパッド(3655)8月7,000円CALL、ユーロリンク債8月122円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅高。LINEPUTの買い、任天堂PUTの買い多い。

買越 LINE(3938)10月4,000円PUT、任天堂(7974)10月36,000円PUT、バンダイナムコホールディングス(7832)12月6,000円CALL、金リンク債マイナス3倍(金)1月1,700米ドルトラッカー、金リンク債プラス5倍(金)1月1,100米ドルトラッカー、米ドルリンク債10月107円CALL、テスラ(TSLA.OQ)9月270米ドルPUT
売越 日経平均11月23,000円PUT、東京エレクトロン(8035)11月16,500円PUT、バンダイナムコホールディングス(7832)8月5,500円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。