2017年8月23日(水)のサマリー(2017年8月24日(木)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)19,412円(-25円)
取引所終値19,434円64銭(+50円08銭)

原資産概況

日経平均は小反発。トランプ大統領のNAFTAや債務上限に関する発言を受けて伸び悩む。東証1部の売買代金は1兆9038億円。個別株ではキーエンス(6861)、東レ(3402)、セリア(2782)などは上昇。ヤマシンフィルタ(6240)、安川電機(6506)、新日鐵住金(5401)などは下落。LME銅は続落。COMEX金先物、プラチナ、パラジウムは反発。WTI原油先物、ブレント原油先物は続伸。コーンは続落。米ドルは下落。米国株は反落。

eワラント取引概況

米ドル高型(米ドルリンク債CALL)を売り、米ドル安型(米ドルリンク債PUT)を買う動きや、日経平均プラス5倍トラッカーを売り、日経平均マイナス3倍トラッカーを買う動きなど、順張り型の売買が目立つ。

PUT・CALLレシオ :60%(前日比+3%)
新規買い指数 :33%(前日比-5%)

騰落率上位

値上り:東レ コール 111回 (+113.6%)、ニュージーランドドル ドル安(プット)型 193回 (+85.7%)、ニュージーランドドル ドル安(プット)型 195回 (+68.2%)
値下り:キーエンス プット 26回 (-53.3%)、東レ プット 90回 (-50.6%)、そーせいグループ コール 35回 (-50.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 日経平均マイナス3倍 TR#25 2017/9/13
19,000円
0.92% N225 -0.13%
2 売越 日経平均プラス5倍 TR#25 2017/9/13
15,000円
-0.39% N225 -0.13%
3 買越 エヌビディア PUT#8 2018/2/14
120米ドル
-7.95% NVDA.OQ 2.09%
4 売越 エヌビディア CALL#8 2017/11/8
160米ドル
9.57% NVDA.OQ 2.09%
5 拮抗 JPモルガン・チェース PUT#6 2017/12/13
88米ドル
-8.25% JPM.N 0.93%
6 買越 日経平均 PUT#782 2017/11/8
19,000円
0.83% N225 -0.13%
7 買越 キーエンス CALL#36 2017/12/13
57,000円
35.79% 6861 4.10%
8 売越 住友金属鉱山 CALL#188 2017/11/8
1,700円
0.66% 5713 0.20%
9 買越 日経平均マイナス3倍 TR#26 2017/9/13
20,000円
0.68% N225 -0.13%
10 売越 アルバック CALL#3 2017/11/8
6,500円
-10.53% 6728 -1.45%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 拮抗 米ドル高(円安)型#832 112円 2017/10/11 -7.83%
2 売越 米ドル高(円安)型#803 110円 2017/11/8 -4.45%
3 買越 米ドル安(円高)型#665 111円 2017/9/13 4.72%
4 売越 米ドル安(円高)型#739 110円 2017/9/13 5.15%
5 売越 米ドル安(円高)型#682 118円 2017/9/13 2.51%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 109円12銭 (-23銭) -0.21%
ユーロ 128円82銭 (+26銭) 0.21%
豪ドル 86円19銭 (-44銭) -0.51%
英ポンド 139円65銭 (-61銭) -0.44%
カナダドル 86円89銭 (-32銭) -0.36%
NZドル 78円72銭 (-1円07銭) -1.34%
南アフリカランド 8円24銭 (-3銭) -0.35%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は高く始まるも切り下げる展開。米ドル高型(米ドルリンク債CALL)の売り多い。

買越 日経平均11月21,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)12月8,000円CALL、第一生命ホールディングス(8750)2月2,000円CALL、住友金属鉱山(5713)10月1,900円CALL
売越 日経平均11月19,000円CALL、米ドルリンク債11月110円CALL、米ドルリンク債10月112円CALL、住友金属鉱山(5713)11月1,700円CALL、東京エレクトロン(8035)10月16,000円CALL
拮抗 米ドルリンク債9月110円PUT

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は下落。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、日経平均プラス5倍トラッカーの売り、米ドル安型(米ドルリンク債PUT)の買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍9月19,000円トラッカー、日経平均11月19,000円PUT、米ドルリンク債9月111円PUT、キーエンス(6861)12月57,000円CALL、米ドルリンク債10月112円CALL、トプコン(7732)12月2,500円CALL
売越 日経平均プラス5倍9月15,000円トラッカー、アルバック(6728)11月6,500円CALL、米ドルリンク債9月110円PUT、任天堂(7974)9月34,000円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は19,420円(20:00)と小動き。売買対象は拡散。

買越 日経平均マイナス3倍9月20,000円トラッカー、日経平均11月19,000円PUT、米ドルリンク債12月115円CALL、米ドルリンク債9月105円PUT、ニュージーランドドルリンク債1月88円CALL、韓国200種株価指数(KS200)2月330ptCALL
売越 米ドルリンク債9月118円PUT、豪ドルリンク債10月81円PUT
拮抗 JPモルガン・チェース(JPM.N)12月88米ドルPUT、米ドルリンク債10月112円CALL

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は反落。エヌビディアを対象とするCALLとPUTの売買目立つ。

買越 日経平均12月19,000円PUT、日経平均9月19,500円CALL、エヌビディア(NVDA.OQ)2月120米ドルPUT、米ドルリンク債10月108円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)11月20,500米ドルPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)11月18,000米ドルPUT
売越 日経平均プラス5倍9月15,000円トラッカー、エヌビディア(NVDA.OQ)11月160米ドルCALL、米ドルリンク債9月105円PUT
拮抗 テスラ(TSLA.OQ)10月320米ドルPUT

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。