2017年1月11日(水)のサマリー(2017年1月12日(木)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)19,441円(+110円)
取引所終値19,364円67銭(+63円23銭)

原資産概況

日経平均は4日ぶり反発。同日に予定されていたトランプ次期大統領の会見を前に値幅の小さい展開が続いた。東証1部の売買代金は2兆1802億円。個別株では新日鐵住金(5401)、SUMCO(3436)、東芝(6502)などは上昇。ブイ・テクノロジー(7717)、住友不動産(8830)、そーせいグループ(4565)などは下落。LME銅、パラジウムは反落。COMEX金先物は上昇。WTI原油先物、ブレント原油先物は反発。プラチナは下落。コーンは続落。米ドルは反発も取引終了後のトランプ次期大統領の会見を受けて一時大きく下落した。米国株は上昇。

eワラント取引概況

日経平均CALLの買い、ソフトバンクグループCALLの買い多い。

PUT・CALLレシオ :30%(前日比-4%)
新規買い指数 :52%(前日比+6%)

騰落率上位

値上り:新日鐵住金 コール 159回 (+50.6%)、任天堂 コール 237回 (+43.2%)、ソニー コール 282回 (+42.8%)
値下り:JXホールディングス プット 23回 (-50.0%)、新日鐵住金 プット 140回 (-42.9%)、新日鐵住金 プット 141回 (-40.3%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 日経平均 CALL#982 2017/2/8
18,500円
7.01% N225 0.57%
2 買越 ソフトバンクグループ CALL#396 2017/6/14
5,500円
4.54% 9984 1.79%
3 買越 ソフトバンクグループ CALL#388 2017/5/10
8,000円
8.30% 9984 1.79%
4 買越 ファーストリテイリング PUT#168 2017/3/8
35,000円
-2.22% 9983 0.02%
5 拮抗 金リンク債プラス5倍 TR#8 2017/4/12
4,000円
0.81% 0.18%
6 拮抗 東芝 PUT#155 2017/2/8
290円
-8.41% 6502 0.91%
7 売越 日経平均 CALL#983 2017/3/8
18,500円
5.34% N225 0.57%
8 買越 日経平均 CALL#1006 2017/2/8
19,000円
8.05% N225 0.57%
9 買越 韓国200種株価指数 PUT#206 2017/6/14
260pt
-16.46% KS200 2.00%
10 売越 TOPIX CALL#250 2017/4/12
1,450pt
6.17% TOPX 0.81%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 拮抗 米ドル高(円安)型#730 85円 2017/3/8 2.90%
2 買越 米ドル安(円高)型#644 120円 2017/3/8 -9.97%
3 拮抗 米ドル高(円安)型#788 117円 2017/3/8 13.96%
4 売越 米ドル高(円安)型#704 118円 2017/5/10 10.60%
5 買越 米ドル高(円安)型#787 117円 2017/2/8 19.65%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 116円43銭 (+88銭) 0.76%
ユーロ 122円10銭 (-36銭) -0.30%
豪ドル 85円89銭 (+68銭) 0.80%
英ポンド 141円09銭 (+38銭) 0.27%
カナダドル 87円90銭 (+33銭) 0.37%
NZドル 81円35銭 (+42銭) 0.52%
南アフリカランド 8円39銭 (-9銭) -1.02%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は上昇。日経平均CALLの買い、金リンク債プラス5倍トラッカーの買い多い。米ドル高型(米ドルリンク債CALL)の売買活発。

買越 日経平均2月18,500円CALL、金リンク債プラス5倍(金)4月4,000円トラッカー、米ドルリンク債7月119円CALL、米ドルリンク債3月117円CALL、任天堂(7974)2月32,000円CALL、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)3月750円CALL、WTI原油先物リンク債_2017年6月限(WTI17-6)5月60米ドルCALL
売越 米ドルリンク債5月118円CALL、米ドルリンク債4月120円CALL
拮抗 米ドルリンク債3月85円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。ソフトバンクグループCALLの買い多い。米ドル高型(米ドルリンク債CALL)の売買活発。

買越 日経平均2月19,000円CALL、日経平均2月18,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)6月5,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)5月8,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)3月35,000円PUT、東芝(6502)2月290円PUT
売越 日経平均3月18,500円CALL、金リンク債プラス5倍(金)4月4,000円トラッカー
拮抗 米ドルリンク債3月85円CALL、米ドルリンク債3月120円PUT

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(3月限)は19,400円(20:00)と小幅上昇。韓国200種株価指数PUTの買い、米ドル高型(米ドルリンク債CALL)の売り、TOPIXCALLの売り多い。

買越 日経平均2月18,500円CALL、日経平均5月17,000円CALL、韓国200種株価指数(KS200)6月260ptPUT、米ドルリンク債3月120円PUT、米ドルリンク債2月117円CALL、任天堂(7974)4月35,000円CALL
売越 米ドルリンク債3月85円CALL、TOPIX(TOPX)4月1,450ptCALL、東芝(6502)2月290円PUT、米ドルリンク債3月117円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。売買対象は拡散。

買越 日経平均プラス5倍5月17,000円トラッカー、日経平均プラス5倍9月14,000円トラッカー、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月21,000米ドルCALL、ソニー(6758)8月3,600円CALL、任天堂(7974)2月28,000円CALL
売越 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)3月750円CALL、米ドルリンク債5月118円CALL、東芝(6502)7月500円CALL、米ドルリンク債5月121円CALL、豪ドルリンク債5月86円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。