- カイカ証券在籍のマーケット関係者がお届けする、旬な投資情報!マーケットと常に向き合っているプロならではの記事満載。
- eワラントデイリーウォッチでは、前営業日のeワラント、ニアピン、トラッカーの取引金額ランキングや、時間帯別の取引動向を公開しております。 また、原資産概況では国内株式市場、コモディティ相場、為替相場、米国株式市場等について簡潔にまとめられています。 他のeワラント投資家に人気のあった銘柄や、どの銘柄がどのタイミングで取引されていたのかがおおまかに把握できますので、eワラント取引の参考になるでしょう。
-
株式、為替、コモディティ相場のトレンドや、今後想定されるシナリオと投資戦略。eワラントはもちろん、他の金融商品を使った投資戦術など。
※eワラント証券株式会社は、当社カイカ証券株式会社の旧商号です。 - 参加費無料の各種セミナーを随時開催しています。eワラントが初めての方も、既にお取引中の方もぜひご参加ください。
過去のセミナーの模様や解説動画はオンラインで配信しています。
- eワラント初心者もフリークも必読。新商品や新サービスの情報、各種ランキング、さらには注目の銘柄まで、eワラント投資に役立つ情報が満載。eワラントメールマガジン(購読無料)はこちらから登録できます。
気候変動による食料品の値上がりから家計を守る方法 2014/02/24
関東甲信地方で記録的な大雪となったり、米国でも大寒波の様子が日本国内でも報道されるなど異常気象といわれる現象が常態化しているようだ。夏にはゲリラ豪雨や竜巻の被害も見られるようになり、地球規模で気候変動が起きているように思う。
すでに国内では大雪の影響で野菜の価格が高騰しているが、地球規模の気候変動となると世界各地で農作物の価格に影響が出るだろう。例えば、南半球のブラジルでは現在干ばつに見舞われているが、ブラジルは農作物の一大輸出国であることからコーヒー豆の価格が高騰している。2012年には米国で大規模な干ばつが起きたことを覚えている方もいるかもしれないが、その際はコーンの価格が急騰するなどの影響が出た。
日本に住んでいると海外の穀物価格の上昇は普段の生活に関係のない話のように聞こえるかもしれないが、コーヒー豆の価格が上昇すれば当然に喫茶店で飲むコーヒーが値上がりするし、米国で生産されるコーンは家畜の飼料として使われているので食肉の値上がり、乳製品の値上がりにつながる。豆類が不作になれば食用油も値上がりするし、菓子類も値上がりするので家計に直結する話なのだ。
穀物価格の上昇に対して何もできないわけではない。商品(コモディティ)相場を対象とした金融商品を活用するのだ。商品(コモディティ)には原油や金属などを対象としたものもあるが、穀物を対象とした金融商品であれば穀物価格の上昇とともに上昇するものがあり、数千円から始められるものもあるので、気候変動に備えて保有を考えてもよいだろう。 eワラントにはCBOT(シカゴ商品取引所)で取引されるコーン先物価格の特定の限月に対して、概ね連動する投資成果を目的として発行されるコーンリンク債を対象原資産とする銘柄がある。
食料品が値上がりしてもこれらの金融商品も値上がりしていれば、食料品の値上がりを金融商品の値上がりで相殺できる。天候や在庫に左右されやすい穀物市況は株式が下落しているなかでも上昇することがあり、すでに株式投資などをされている方にとっても分散投資先として魅力的と思われる。
(eワラント証券)
本資料に掲載されている事項は、あくまで参考として、eワラント証券株式会社のカバードワラントの投資一般に関する情報をご参考までに提供するものであり、勧誘を目的としたものではありません。情報の内容についてはその内容を保証するものではなく、情報ないし情報の利用結果の正確性、品質、完全性、信頼性、性能、適時利用可能性、継続利用可能性を保証するものではありません。万一本資料に記載されたなんらかの情報によって生じた可能性のあるいかなる損害についても、eワラント証券株式会社及び本資料提供者は一切の責任を負いかねます。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。