2020年11月27日(金)のサマリー(2020年11月30日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)26,768円(+270円)
取引所終値26,644円71銭(+107円40銭)

原資産概況

日経平均は続伸。高値警戒感から利益確定売りが先行し前場には100円超下げる場面も見られたが、経済回復に向けた期待は根強く、後場に入ると買いが進んだ。東証1部の売買代金は3兆4070億円。個別株では日本電産(6594)、富士通(6702)、サイバーA(4751)などは上昇。セブン&アイ HD(3382)、三菱UFJ FG(8306)、リクルートHD(6098)などは下落。COMEX金先物、銀は下落。WTI原油先物、プラチナは小動き。米ドルは小動き。米国株はダウは小動き。

eワラント取引概況

日経平均PUTの買い多い。ソフトバンクグループCALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :67%(前日比+2%)
新規買い指数 :19%(前日比-9%)

騰落率上位

値上り:富士通 コール 193回 (+100.0%)、富士通 コール 191回 (+75.0%)、富士通 コール 189回 (+65.2%)
値下り:富士通 プット 162回 (-57.1%)、富士通 プット 164回 (-52.4%)、ニアピン米ドルr2 1289回 (-50.4%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 拮抗 ソフトバンクグループ CALL#548 2021/1/13
7,000円
6.37% 9984 2.30%
2 買越 日経平均 PUT#1721 2021/1/13
24,500円
-11.92% N225 1.02%
3 買越 日経平均 PUT#1687 2021/1/13
23,000円
-11.90% N225 1.02%
4 買越 日経平均プラス5倍 TR#65 2021/1/13
21,500円
4.25% N225 1.02%
5 買越 東京エレクトロン PUT#228 2021/1/13
30,000円
-9.01% 8035 1.26%
6 売越 日経平均 CALL#1812 2020/12/9
26,000円
12.61% N225 1.02%
7 売越 ソフトバンクグループ CALL#545 2020/12/9
8,000円
9.26% 9984 2.30%
8 買越 日経平均 PUT#1677 2021/1/13
22,500円
-13.04% N225 1.02%
9 買越 任天堂 CALL#391 2020/12/9
60,000円
14.29% 7974 1.32%
10 売越 ソニー CALL#363 2021/1/13
7,750円
4.13% 6758 1.08%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 米ドルNP#1291 105円 2021/1/13 2.26%
2 買越 米ドルNP#1290 103円 2021/1/13 8.59%
3 売越 米ドル安(円高)型#1039 106円 2020/12/9 3.63%
4 買越 米ドル高(円安)型#1176 104円 2021/1/13 -4.80%
5 売越 米ドル高(円安)型#1165 105円 2020/12/9 -12.39%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 104円07銭 (-21銭) -0.20%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は上昇するも下げに転じる。ソフトバンクグループCALLの買い多い。日経平均PUTの売買活発。

買越 日経平均1月25,500円CALL、日経平均1月23,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)1月7,000円CALL
売越 ソニー(6758)1月7,750円CALL、商船三井(9104)1月2,200円PUT、コマツ(6301)1月2,200円CALL、トヨタ自動車(7203)1月6,500円CALL、住友金属鉱山(5713)1月3,150円CALL
拮抗 日経平均1月24,500円PUT、三井住友フィナンシャルグループ(8316)1月4,000円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は上昇。ソフトバンクグループCALLの売り多い。

買越 東京エレクトロン(8035)1月30,000円PUT、住友金属鉱山(5713)1月4,150円CALL、楽天(4755)1月1,350円CALL
売越 日経平均1月26,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)1月7,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)1月75,000円PUT、東京エレクトロン(8035)1月26,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)1月65,000円PUT、日本製鉄(5401)12月1,300円CALL、日本電産(6594)12月11,500円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は26,710円(20:00)と上昇。日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均1月23,000円PUT、日経平均1月24,500円PUT、任天堂(7974)12月60,000円CALL、東京エレクトロン(8035)1月30,000円PUT、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)1月490円CALL、楽天(4755)1月1,350円CALL、金リンク債プラス5倍(金)1月1,700米ドルトラッカー
売越 ソフトバンクグループ(9984)12月8,000円CALL、オリックス(8591)1月1,300円PUT、米ドルリンク債12月106円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株はダウは小動き。日経平均プラス5倍トラッカーの買い、日経平均CALLの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍1月21,500円トラッカー、日経平均1月22,500円PUT、日経平均1月24,000円PUT、日経平均1月24,500円PUT、米ドルリンク債1月105米ドルニアピン、米ドルリンク債1月103米ドルニアピン、金リンク債(金)12月1,800米ドルPUT
売越 日経平均12月26,000円CALL、日経平均1月25,000円CALL、銀リンク債プラス5倍(銀)1月23米ドルトラッカー
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。