2019年12月26日(木)のサマリー(2019年12月27日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)23,946円(+190円)
取引所終値23,924円92銭(+142円05銭)

原資産概況

日経平均は反発。年内受渡の最終売買日を迎え、機関投資家による配当の再投資を期待した先物買いの動きから、朝方にかけて上げ幅を100円超に広げた。ただ、前日の米国市場は休場とあり手掛かり材料に乏しく、その後は23,900円付近でこう着感の強い展開が続いた。東証1部の売買代金は1兆3572億円。個別株ではハーモニックドライブシステムズ(6324)、ビリングシステム(3623)、エヌエフ回路設計ブロック(6864)などは上昇。石川製作所(6208)、日本エム・ディ・エム(7600)、ジーエヌアイグループ(2160)などは下落。COMEX金先物、プラチナは大幅続伸。WTI原油先物は続伸。コーンは小動き。米ドルは小幅高。米国株は上昇。

eワラント取引概況

アルバックPUTの売り、ディー・エヌ・エーPUTの売り多い。ジーエヌアイグループCALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :60%(前日比+19%)
新規買い指数 :34%(前日比-8%)

騰落率上位

値上り:カナダドル ドル高(コール)型 306回 (+100.0%)、ニアピン米ドルr2 1243回 (+71.4%)、ニュージーランドドル ドル高(コール)型 291回 (+50.0%)
値下り:日経平均プットスプレッドr250 49回 (-52.0%)、カナダドル ドル安(プット)型 273回 (-50.0%)、韓国200種株価指数 プット 259回 (-50.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 アルバック PUT#26 2020/2/12
3,500円
-10.34% 6728 1.15%
2 拮抗 ジーエヌアイグループ CALL#25 2020/1/8
2,100円
-6.61% 2160 -1.49%
3 売越 ディー・エヌ・エー PUT#52 2020/3/11
1,700円
-6.82% 2432 0.98%
4 買越 WTI原油先物リンク債_2020年3月限 CALL#3 2020/2/12
65米ドル
14.29% WTI20-3 1.25%
5 売越 信越化学工業 CALL#140 2020/3/11
12,000円
13.08% 4063 1.73%
6 買越 東京エレクトロン PUT#201 2020/3/11
20,000円
-9.38% 8035 1.29%
7 買越 日経平均マイナス3倍 TR#35 2020/2/12
24,000円
-9.56% N225 0.80%
8 売越 石川製作所 PUT#1 2020/2/12
1,300円
44.44% 6208 -4.12%
9 拮抗 しまむら PUT#23 2020/2/12
7,500円
-3.57% 8227 0.24%
10 買越 野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍 TR#1 2020/5/13
18,000円
3.79% 野村日経225レバレッジETF 1.24%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 英ポンド高(円安)型#463 148円 2020/3/11 10.64%
2 買越 米ドル高(円安)型#1078 105円 2020/1/8 4.36%
3 買越 豪ドル安(円高)型#425 71円 2020/5/13 -9.09%
4 買越 米ドル高(円安)型#1097 112円 2020/4/8 5.66%
5 買越 米ドル安(円高)型#955 106円 2020/4/8 -5.63%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 109円60銭 (+20銭) 0.19%
ユーロ 121円62銭 (+36銭) 0.30%
豪ドル 76円01銭 (+33銭) 0.44%
英ポンド 142円39銭 (+75銭) 0.53%
カナダドル 83円47銭 (+38銭) 0.45%
NZドル 72円98銭 (+39銭) 0.53%
南アフリカランド 7円74銭 (+4銭) 0.47%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は反発。ジーエヌアイグループCALLの売買活発。

買越 日経平均マイナス3倍2月24,000円トラッカー、英ポンドリンク債3月148円CALL、石川製作所(6208)3月1,250円PUT、しまむら(8227)2月7,500円PUT
売越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、石川製作所(6208)2月1,300円PUT、ダブル・スコープ(6619)2月1,300円CALL、ソフトバンクグループ(9984)3月3,750円PUT、ブレインパッド(3655)2月9,000円CALL
拮抗 ジーエヌアイグループ(2160)1月2,100円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均はもみ合い。WTI原油先物リンク債_2020年3月限CALLの買い、アルバックPUTの売り、ディー・エヌ・エーPUTの売り多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月24,000円トラッカー、WTI原油先物リンク債_2020年3月限(WTI20-3)2月65米ドルCALL、東京エレクトロン(8035)3月20,000円PUT、米ドルリンク債1月105円CALL、CYBERDYNE(7779)2月800円CALL、日産自動車(7201)2月800円CALL
売越 アルバック(6728)2月3,500円PUT、ディー・エヌ・エー(2432)3月1,700円PUT、信越化学工業(4063)3月12,000円CALL、しまむら(8227)2月7,500円PUT
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(3月限)は23,840円(20:00)と小動き。売買対象は拡散。

買越 豪ドルリンク債5月71円PUT、米ドルリンク債4月106円PUT
売越 任天堂(7974)1月36,000円PUT、ジーエヌアイグループ(2160)2月2,650円CALL、ソフトバンクグループ(9984)3月4,750円CALL、エヌエフ回路設計ブロック(6864)4月2,800円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月25,500米ドルPUT、ファーストリテイリング(9983)2月76,000円CALL、テスラ(TSLA.OQ)2月290米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)1月27,000米ドルCALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍トラッカーの買い多い。

買越 日経平均1月23,500円CALL、野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍5月18,000円トラッカー、ファナック(6954)4月23,000円CALL、ブイ・テクノロジー(7717)3月6,000円CALL、ソニー(6758)3月6,500円CALL、日立製作所(6501)3月3,750円CALL
売越 日経平均2月20,000円CALL、村田製作所(6981)1月4,400円CALL、エヌビディア(NVDA.OQ)1月200米ドルCALL
拮抗 太平洋セメント(5233)1月3,300円CALL

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。