eワラント用語クイズ第2回 2015/11/27



 eワラント用語をクイズ形式で用語を覚えましょう。答えは下部にあります。

問題1 時間的価値の減少(タイム・ディケイ)の説明としてふさわしいものはどれですか?
 1 コール型eワラントが原資産価格が権利行使価格を上回っている状態。
 2 コール型eワラントの、原資産価格が権利行使価格以上になっている差額の部分。
 3 時間の経過によってeワラントの価値が減少すること。
 4 プット型eワラントとコール型eワラントの売買金額の比を見るための指数。

問題2 低価格のeワラントの特性として、誤っているものを1つ選びましょう。
 1 コール型eワラントの場合、原資産価格が権利行使価格よりも大幅に低く、満期日も近い。
 2 価格が安いので間違いなくお得である。
 3 原資産価格が変動してもeワラントの価格がほとんど変化しないことがある。
 4 満期受取金額が0円となる可能性が高い。

 ↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓

問題1の答え
 1 × イン・ザ・マネーの説明です。
 2 × 本源的価値の説明です。問題文の差額に1ワラント当たり原資産数を乗じて計算できます。
 3  対象原資産の価格が一定であっても一般にeワラントは時間の経過に伴って価格が減少します。なお、レバレッジトラッカー(プラス5倍トラッカー/マイナス3倍トラッカー)は時間的価値の減少がありません。
 4 × プット・コールレシオの説明です。

問題2の答え
 1 × プット型eワラントの場合は原資産価格が権利行使価格よりも大幅に高く、満期日も近いときに価格が低くなる場合があります。
 2  一概に割安ということはありません。一般に、低価格のeワラントは値上がり率が大きくなる傾向がある一方で、原資産価格がよほど大きく変動しない限り価格上昇は期待しにくくなります。
 3 ×
 4 ×

(eワラント証券)
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