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年始の急落に要注意!?プット・コールレシオが再び低下中! 2014/12/29
12/2配信のメルマガで【プット・コールレシオが低下!相場調整に注意!】というタイトルでeワラント証券のプット・コールレシオが低下していること、相場の下落があるかもしれないことに触れましたが、12/9から12/16の日経平均株価は下落し、12/16の終値は12/8の終値から比較して1,180円も下落しました。プット・コールレシオは下落の兆候を示していた結果になりましたが、再びプット・コールレシオは低下し12/26の取引終了時点で0.10となっています。
eワラント証券のプット・コールレシオについておさらいしますと、プット・コールレシオは日本株相場の過熱感を見る指標で、eワラント証券のホームページでご覧いただくことができます(https://www.ewarrant.co.jp/tools/put-call-ratio/)。eワラントのお取引がコールに偏っている、つまり強気のビューを持つ取引が多いとプット・コールレシオが低下します。プット・コールレシオが極端に低下しますと日本株相場に過熱感があるとされ、相場下落の予兆としてとらえることができます。
今回プット・コールレシオが低下したことで2015年の年始の日本株相場は、2014年の年始のように下落するかもしれません。また、0.10という数値ですが、12/9からの下落の前の段階では12/8の0.13が最低だったのでそれを下回る水準にあることから、12/9からの下落よりも大幅な下落になるかもしれません。ちなみに2014年に0.10を下回ったのは1/6から1/16までで、その後日経平均は下落し2/4に14008.47円まで急落しました。1/16の終値から比較して1,700円を越す下げでした。
12/2配信のメルマガど同内容になりますが、相場が調整局面を迎えるという前提で投資を考えるのであれば、買い持ちしているポジションはいったん手仕舞い、短期的にプットeワラント又はマイナス3倍トラッカーを買い付けしておくのが有効でしょう。プットeワラントで短期的な投資を前提とするのであれば、満期までの期間が短く、権利行使価格が現在の相場水準よりやや低めの銘柄を選ぶと良いでしょう。年始の相場が下落しない場合は損切りすることも考慮に入れる必要があります。
この記事を読まれたのが30日の取引終了後で、年末年始の休業でもうeワラントの取引ができないという状況でしたら、1/5からでも上記の取引をされても遅くはないかと思われます。2014年の年始の下落局面は1ヵ月ほど続きました。
(eワラント証券)
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