2020年4月3日(金)のサマリー(2020年4月6日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)17,675円(-210円)
取引所終値17,820円19銭(+1円47銭)

原資産概況

日経平均は小幅反発。サウジアラビアとロシアが減産に合意する見通しとのトランプ米大統領発言を受けた原油相場の上昇を背景に買いが先行した。しかし、新型コロナウイルスへの警戒感に加え、米雇用統計の発表を控えていることもあり徐々に上げ幅を縮めると、後場にかけてはマイナス圏での推移が目立った。東証1部の売買代金は2兆3670億円。個別株では富士フイルムHD(4901)、ヤマトHD(9064)、サイバーA(4751)などは上昇。ダブル・スコープ(6619)、石川製作所(6208)、エービーシー・マート(2670)などは下落。COMEX金先物は小幅続伸。WTI原油先物は続伸。プラチナは反落。コーンは下落。米ドルは続伸。米国株は大幅反落。

eワラント取引概況

富士フイルムHDCALLの売り多い。WTI原油先物リンク債_2020年9月限CALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :215%(前日比+13%)
新規買い指数 :-35%(前日比+4%)

騰落率上位

値上り:ウーバー・テクノロジーズ プット 5回 (+375.0%)、富士通 プット 155回 (+291.7%)、インターネットイニシアティブ プット 18回 (+138.5%)
値下り:米ドル ドル安(プット)型 955回 (-81.8%)、マイクロソフト プット 60回 (-79.2%)、セリア コール 22回 (-75.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 富士フイルムホールディングス CALL#80 2020/4/8
5,500円
74.22% 4901 2.65%
2 売越 WTI原油先物リンク債_2020年9月限 CALL#7 2020/7/8
45米ドル
34.88% WTI20-9 8.23%
3 買越 WTI原油先物リンク債_2020年9月限 CALL#6 2020/7/8
40米ドル
31.15% WTI20-9 8.23%
4 売越 トヨタ自動車 PUT#237 2020/5/13
7,000円
14.75% 7203 -2.05%
5 買越 WTI原油先物リンク債_2020年9月限 CALL#4 2020/7/8
30米ドル
24.44% WTI20-9 8.23%
6 買越 日経平均 PUT#1158 2020/6/10
21,000円
5.06% N225 -1.17%
7 拮抗 日経平均 PUT#1269 2020/4/22
15,000円
2.53% N225 -1.17%
8 買越 リクルートホールディングス CALL#52 2020/6/10
3,400円
-26.32% 6098 -4.31%
9 売越 日経平均 PUT#1065 2020/4/8
19,500円
12.96% N225 -1.17%
10 買越 アンリツ PUT#18 2020/6/10
2,100円
4.83% 6754 -1.05%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドルNP#1260 108円 2020/4/8 -0.56%
2 拮抗 英ポンド安(円高)型#427 138円 2020/5/13 3.66%
3 売越 米ドルNP#1261 109円 2020/4/8 20.77%
4 買越 米ドル安(円高)型#986 106円 2020/6/10 -8.65%
5 買越 ユーロ安(円高)型#522 111円 2020/6/10 -0.80%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円54銭 (+82銭) 0.76%
ユーロ 116円99銭 (-6銭) -0.05%
豪ドル 65円17銭 (+2銭) 0.03%
英ポンド 132円78銭 (-67銭) -0.50%
カナダドル 76円82銭 (+72銭) 0.95%
NZドル 63円58銭 (-10銭) -0.15%
南アフリカランド 5円77銭 (-6銭) -1.03%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は反発。アンリツPUTの買い、安川電機PUTの買い、富士フイルムHDCALLの売り多い。

買越 日経平均6月21,000円PUT、アンリツ(6754)6月2,100円PUT、安川電機(6506)6月2,800円PUT、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月40米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月30米ドルCALL
売越 富士フイルムホールディングス(4901)4月5,500円CALL、サイバーエージェント(4751)6月5,500円CALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月45米ドルCALL、カプコン(9697)6月3,700円CALL、オリエンタルランド(4661)4月14,000円PUT
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は上げ幅を縮小。富士フイルムHDCALLの売り多い。

買越 日経平均6月17,500円CALL、日経平均4月15,000円PUT、日経平均7月17,000円PUT、日経平均5月17,500円PUT、日経平均5月24,500円PUT、日経平均6月21,000円PUT、リクルートホールディングス(6098)6月3,400円CALL、ファナック(6954)7月15,000円PUT
売越 富士フイルムホールディングス(4901)4月5,500円CALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月45米ドルCALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(6月限)は17,700円(20:00)と小動き。日経平均PUTの売買活発。

買越 日経平均6月23,500円CALL、米ドルリンク債6月106円PUT、野村TOPIX ETFリンク債7月1,150円PUT、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月40米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月45米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月19,500米ドルPUT
売越 日経平均4月19,500円PUT、米ドルリンク債4月108円ニアピン
拮抗 日経平均6月21,000円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月20,500米ドルCALL

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅反落。WTI原油先物リンク債_2020年9月限CALLの買い、トヨタ自動車PUTの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍9月15,000円トラッカー、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月40米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月30米ドルCALL
売越 日経平均5月14,000円PUT、日経平均4月19,500円PUT、日経平均4月15,000円PUT、日経平均6月22,500円CALL、トヨタ自動車(7203)5月7,000円PUT、米ドルリンク債4月108円ニアピン、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月45米ドルCALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。