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2020年3月10日(火)のサマリー(2020年3月11日(水)更新)
日経平均参照原資産価格（23:50）19,398円（+435円）
取引所終値19,867円12銭（+168円36銭）
原資産概況
日経平均は反発。原油相場の急落を受けて、前日の米国市場ではNYダウが2013ドル安と過去最大の下げ幅を更新した。これを受けて日経平均も売りが先行、朝方には19,000円を割り込む場面もみられた。ただ、原油相場の下げ止まりや為替の円安進行のほか、米国など各国の経済政策への期待から下げ幅を縮めると、後場にかけてプラスに転じた。東証1部の売買代金は3兆8120億円。個別株ではペプチドリーム(4587)、ジーエヌアイグループ(2160)、野村 HD(8604)などは上昇。国際石油開発帝石(1605)、インターネットイニシアティブ(3774)、東海カーボン(5301)などは下落。COMEX金先物は大幅反落。WTI原油先物は反発。プラチナは小幅反発。コーンは大幅反発。米ドル、米国株は大幅反発。
eワラント取引概況
日経平均PUTの買い、テスラCALLの買い多い。日経平均マイナス3倍トラッカーの売買活発。
PUT・CALLレシオ ：172%（前日比+20%）
新規買い指数 ：0%（前日比+1%）
騰落率上位
値上り：ニアピン米ドルr2 1264回 (+6300.0%)、ニアピン米ドルr2 1263回 (+2196.2%)、ニアピン米ドルr2 1262回 (+859.6%)
値下り：国際石油開発帝石 コール 167回 (-65.0%)、国際石油開発帝石 コール 170回 (-60.9%)、カプコン プット 9回 (-47.3%)
♛取引金額 TOP10 （株式、株価指数、バスケット、コモディティ）
| 順位 | 売買ﾈｯﾄ | 銘柄名 | 満期日/ 権利行使価格 |
ﾜﾗﾝﾄ騰落率 | 対象原資産ｺｰﾄﾞ | 参照原資産価格騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 買越 | 日経平均 PUT#1065 | 2020/4/8 19,500円 |
-27.05% | N225 | 2.29% |
| 2 | 買越 | テスラ CALL#106 | 2020/6/10 550米ドル |
-0.68% | TSLA.OQ | -0.74% |
| 3 | 拮抗 | 日経平均マイナス3倍 TR#38 | 2020/8/12 24,500円 |
-5.83% | N225 | 2.29% |
| 4 | 売越 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均 PUT#395 | 2020/3/11 25,000米ドル |
10.29% | DJI | -0.30% |
| 5 | 売越 | 日経平均 PUT#1164 | 2020/5/13 21,500円 |
-13.65% | N225 | 2.29% |
| 6 | 売越 | 野村ホールディングス PUT#237 | 2020/3/11 430円 |
-75.62% | 8604 | 8.90% |
| 7 | 売越 | WTI原油先物リンク債_2020年9月限 CALL#1 | 2020/7/8 50米ドル |
-4.17% | WTI20-9 | -0.32% |
| 8 | 買越 | 日経平均 CALL#1429 | 2020/5/13 21,000円 |
47.06% | N225 | 2.29% |
| 9 | 売越 | 日経平均 PUT#1152 | 2020/5/13 20,500円 |
-16.04% | N225 | 2.29% |
| 10 | 買越 | 日経平均 PUT#1082 | 2020/4/8 20,000円 |
-23.74% | N225 | 2.29% |
♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5
| 順位 | 売買ﾈｯﾄ | 銘柄名 | 権利行使価格 | 満期日 | ﾜﾗﾝﾄ騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 売越 | 米ドル安（円高）型#957 | 107円 | 2020/3/11 | -36.62% |
| 2 | 売越 | ユーロ安（円高）型#515 | 120円 | 2020/3/11 | -44.66% |
| 3 | 売越 | 米ドル高（円安）型#1112 | 111円 | 2020/6/10 | 64.52% |
| 4 | 売越 | 米ドル高（円安）型#1108 | 107円 | 2020/6/10 | 45.28% |
| 5 | 買越 | 米ドル高（円安）型#1110 | 109円 | 2020/6/10 | 55.93% |
為替eワラント参照原資産価格（23:50）
| 米ドル | 104円04銭 （+1円70銭） 1.67% |
|---|---|
| ユーロ | 118円29銭 （+1円38銭） 1.18% |
| 豪ドル | 67円96銭 （-25銭） -0.37% |
| 英ポンド | 135円24銭 （+95銭） 0.71% |
| カナダドル | 75円68銭 （+11銭） 0.14% |
| NZドル | 65円58銭 （-18銭） -0.27% |
| 南アフリカランド | 6円49銭 （+8銭） 1.19% |
9:00～11:00 の取引動向 サマリー（前場）
日経平均は一時800円超の大幅安も下げ幅を縮小。日経平均PUTの買い、野村HDPUTの売り、米ドル安型（米ドルリンク債PUT）の売り多い。
| 買越 | 日経平均4月19,500円PUT、日経平均5月21,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)6月4,500円CALL、TOPIX(TOPX)5月1,550ptPUT、マイクロソフト(MSFT.OQ)5月190米ドルCALL |
|---|---|
| 売越 | 日経平均5月21,500円PUT、野村ホールディングス(8604)3月430円PUT、米ドルリンク債3月107円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)5月24,500米ドルPUT |
| 拮抗 | WTI原油先物リンク債_2020年9月限7月(WTI20-9)50米ドルCALL |
11:00～15:00 の取引動向 サマリー（後場）
日経平均はプラス転換。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの売り、日経平均PUTの売り多い。
| 買越 | 日経平均マイナス3倍8月24,500円トラッカー、日経平均4月19,500円PUT、日経平均6月21,500円CALL |
|---|---|
| 売越 | 日経平均5月21,500円PUT、日経平均5月20,500円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月25,000米ドルPUT、ソフトバンクグループ(9984)5月3,250円PUT、リクルートホールディングス(6098)3月3,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)4月3,500円PUT |
| 拮抗 | 日経平均4月20,000円PUT |
15:00～21:00の取引動向 サマリー
大証日経平均先物（3月限）は20,100円（20:00）と大幅高。日経平均マイナス3倍トラッカーの売り多い。日経平均PUTの売買活発。
| 買越 | 日経平均4月20,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)7月4,800円PUT、ジーエヌアイグループ(2160)6月2,600円CALL |
|---|---|
| 売越 | 日経平均マイナス3倍8月24,500円トラッカー、日経平均4月21,000円CALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月50米ドルCALL、ソフトバンクグループ(9984)3月4,750円PUT、米ドルリンク債6月111円CALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月55米ドルCALL |
| 拮抗 | 日経平均4月19,500円PUT |
21:00～23:50の取引動向 サマリー（米国市場）
米国株は大幅反発。テスラCALLの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの売り多い。
| 買越 | 日経平均マイナス3倍8月25,500円トラッカー、テスラ(TSLA.OQ)6月550米ドルCALL、ジーエヌアイグループ(2160)6月2,600円CALL、アップル(AAPL.OQ)5月320米ドルCALL |
|---|---|
| 売越 | 日経平均4月19,500円PUT、日経平均6月21,500円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月25,000米ドルPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月24,000米ドルPUT、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月50米ドルCALL、ブイ・テクノロジー(7717)6月4,200円PUT |
| 拮抗 | 該当なし |
デイリーウォッチで用いられている用語について
日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。
買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額（購入金額－売却金額）の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が－20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が－20%と20%の範囲内にあることを意味しています。
PUT・CALLレシオ ＝（PUT売買金額／CALL売買金額）の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。
新規買い指数 ＝ （（CALL購入金額－PUT購入金額）／総購入金額）の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。
騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差（売買価格差）は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。