eワラント関連情報の活用法 2019/11/29



ここ数日は日経平均は高止まりの状況が続いていて、ここから指数や日本株全体を買いに向かうには難しい状況となってきています。ただ、個別株を物色をしてみると高値を更新している銘柄もありますし、相場全体よりも大きな値幅で動いているような銘柄もあります。

今回に限らず、理由が分からないけれど大きく動いている銘柄があって、あれあれ?と思って後で調べてみると自分が気付いていなかったニュースが出ていた、という経験はキャリアの長い投資家の方なら一度や二度はあるのではないでしょうか?株式などの原資産の価格が上昇するのは買いたいという投資家が多いためであり、そこには見落としている材料があるのかもしれません。

見落としている材料が長期にわたるものでしたら大相場になる可能性があります。そのような材料を見落とさないためにストップ高・ストップ安銘柄、年初来高値・安値更新銘柄、値上がり・値下がりランキングを証券会社のホームページでチェックしたり、情報を発信しているSNSアカウントをフォローするなどして、どの資産が、どのセクターが、どの企業が動いているのかチェックするのも有効でしょう。eワラント証券のオフィシャルTwitterアカウント(@ewarrant_sec)でも対象原資産や取引動向に関連するニュースをつぶやいていることがあります。こちらも是非一度ご覧ください。

また、eワラントホームページでは、eワラント投資家に買われている銘柄のランキング(売れ筋ランキング)や換金売りされている銘柄のランキング(買取りランキング)が取引時間中はリアルタイムで更新されています(https://www.ewarrant.co.jp/ranking/)。ポイントはコールやプラス5倍トラッカーが売れ筋ランキングに入っていれば強気の見通しですが、相場状況によって順張りなのかリバウンド狙いなのかがわかるでしょう。例えば、対象原資産が下落している中でレバレッジが高い・満期日までの期間が短いコールが買われている場合は短期のリバウンド狙い、対象原資産が上昇している中でレバレッジが低い・満期日までの期間が長い場合は中長期の相場上昇を見込んだ順張り、ということになるでしょう。

自分が強気でコールの買付を考えているときに、他の投資家の多くがプットを買付けている場合は「どうして弱気に見ている人が多いのか」と考えるきっかけにもなりますし、個別株を対象にした銘柄上位に出ている場合は何かしら材料が出ていないかニュース検索をしてみましょう。あまり見慣れない海外の原資産の取引が活況であれば海外で見落としている材料があるのかもしれません。

短期~中期的に上昇/下落トレンドにある銘柄を探したいというときには、eワラントジャーナルに掲載してある「主要原資産のマルチチャート(https://www.ewarrant-sec.jp/?p=3206)」が便利です。マルチチャートはeワラントの対象原資産となっている相場について、直近10営業日の株価推移をプロットしたものです。普段あまりチェックしていない相場が上昇傾向・下落傾向が続いているようなときには、その理由を考えてみる気付きとなるかもしれません。今後もその傾向が続くと考えるのであれば、eワラントで順張りをしてみるのも一手かもしれません。

(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。