eワラント投資の基礎②対象原資産の上昇・下落を予想する 2020/05/08



「eワラントの取引をしてみたいけれど、どんな銘柄を選べばいいかわからない」という方向けに、今週から数週間にわたって銘柄選びの基本的な考え方及び銘柄選びの参考となるページやツールについてご紹介しています。

前回の手順でeワラントの対象となる相場(対象原資産)を選んだら、次はその相場が上昇するか下落するかを予想します。前回もお伝えしましたが、eワラントは対象となる相場の値動きに応じて価値が変動する金融商品なので、eワラントで利益をあげるためには対象となる相場が(できれば大きく)上昇または下落する必要があります(ニアピンを除く)。

対象となる相場の騰落予想に応じて選択するeワラントの種類は以下のようなものが考えられます。
対象となる相場が…

  1. 上がる⇒コール、コールスプレッド、プラス5倍トラッカー
  2. 下がる⇒プット、プットスプレッド、マイナス3倍トラッカー
  3. 変わらない⇒ニアピン(ピン価格が相場水準に近いもの)

相場の騰落を予想する場合の基本的な考え方としては、「順張り(相場が上昇(下落)しているからそれについていく)」と「逆張り(相場が上昇(下落)しているから反落(反発)を見込む)」がありますが、初心者の方であれば比較的取り組みやすい「順張り」から入ってみるのがよいかもしれません。

具体的にはチャートなどから上昇または下落トレンドにある相場を見つけることになりますが、eワラントジャーナルに掲載されている「主要原資産のマルチチャート」ではeワラントの対象となっている相場のチャート(日足、直近約6カ月)を一覧でご確認いただくことができます。様々な相場を俯瞰的に見ることで、相対的に強い相場・弱い相場を見つける助けとなるかもしれませんので、是非こちらのページもご参考にしてみてください。

(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。