eワラントで決算トレードの注意点 2019/07/26



各企業の2019年4-6月期決算が続々と発表されています。決算発表を行った企業の株価は大きく変動する傾向があることから、決算発表を1つのイベントとしてeワラントでハイリスク・ハイリターンの短期投資をするのも一手です。eワラントメールマガジンには、eワラントの対象原資産になっている企業について、近日中に決算発表が予定されている企業を掲載していますのでご活用ください。

しかし、実際に決算発表が終わって、お目当ての株式を対象としたeワラントを取引しようとすると、売買停止中となっていて取引ができなかった・・・というご経験をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

通常、eワラントは東京市場の取引終了後でも、市場外取引や国外の取引所などの価格を参照して値付けが行われています。eワラントが東証の大引け後でも取引できるのはそのためです。

しかし、大引け後に決算発表やニュースなど業績もしくは経営に重大な影響を与えると合理的に判断される事実が判明した場合は、東京市場外ではeワラントの値付けに必要な株価を推計できなくなります。そのため、合理的な価格の推計ができるようになるまで、当該原資産を対象とするeワラントの売買を停止しております。売買停止中になりますと新規の買いだけでなく、保有している銘柄の売却もできなくなりますのでご注意ください。取引停止中の銘柄情報はhttp://www.ewarrant.co.jp/offstatus/から確認できます。

大引け後の決算発表等で売買停止となった場合、多くは翌営業日の東京市場にて当該原資産の株価が付けば取引が再開されます。当日中に取引が再開された場合には、eワラント証券の公式Twitterで取引再開情報をお知らせすることもありますので、そちらも是非ご確認ください。

決算発表を利用してハイリスク・ハイリターン投資を実践する場合には、発表前に購入し、取引再開後(通常は翌日の寄付き後)に売却するのがポイントの一つです。

(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。