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PCレシオが低下。相場の天井は近い? 2018/07/31
eワラント証券が提供しているプット・コールレシオは日本株相場の過熱感を見る指標で、eワラント証券のホームページでご覧いただくことができます(https://www.ewarrant.co.jp/tools/put-call-ratio/)。eワラントのお取引がコール型eワラントに偏っている、つまり強気のビューを持つ取引が多いとプット・コールレシオが低下します。
そのプット・コールレシオが、7月30日取引終了時点で0.14という値をつけました。過去においては日本株相場の高値圏でプット・コールレシオが極端に低下したケースが散見され、今回の低下も日本株相場の下落の予兆となるかもしれません。
相場が目先下落するという前提であれば、買い持ちしているポジションはいったん手仕舞い、短期的に日経平均を対象としたプット型eワラント又は日経平均マイナス3倍トラッカーを買い付けしておくのが有効でしょう。特に短期的な相場の急落を想定するのであれば、相場が上昇した場合には大きな損失となる可能性はありますが、満期までの期間が短く、権利行使価格が現在の相場水準よりやや低めのプットを選択して大きなリターンを狙うのも一手です。
また、現物株式を保有していて、どうしても売却したくない場合には、当該保有株式を対象原資産とするプット型eワラントを買い付けることで、株価下落に対する保険とすることもできるかもしれません。
ただし、プット型eワラントの場合、相場が下落しない場合には価格が下落する点は注意が必要です。相場が下落せずにプット・コールレシオが上昇して過熱感が後退した際などには、保有するプット型eワラントを手仕舞うことも検討しましょう。
(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。