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銘柄選びの手順④トレンド発生時の投資戦略 2018/09/18
「eワラントの取引をしてみたいけれど、どんな銘柄を選べばいいかわからない」という方向けに、今週から数週間にわたって銘柄選びの基本的な考え方及び銘柄選びの参考となるページやツールについてご紹介しています。
今回は前回ご紹介したeワラント投資に有利なタイミングのうち、「①相場に強いトレンドが発生しているとき」において、銘柄選びの考え方や投資手法についてご紹介いたします。
相場に強いトレンドが発生している(≒すなわち対象原資産の上昇または下落が継続している)ときは、eワラントを使って相場に順張りについていく投資手法が効果的かもしれません。つまり、相場が上昇トレンドであればコールを、下落トレンドであればプットを購入して相場の上昇・下落継続を収益機会とする投資手法です。具体的には、トレンド発生を確認したらコール型またはプット型eワラントを買い付け、トレンドの転換を確認したら手仕舞い売りをします。
トレンドの発生、転換を確認する方法はいくつかございますが、例えばパラボリックや移動平均などのトレンド系テクニカル指標を活用するなどの方法が考えられます。原資産のパラボリックや移動平均はeワラントチャートでもご覧いただくことができますので、ご活用ください。
上昇トレンドが続くと想定される場合には、権利行使価格が相場水準よりも低く(=既に原資産価格が権利行使価格を上回っている)、満期までの残存期間が長い(数ヵ月以上)のコール型eワラントを選ぶとよいでしょう。逆に、下落トレンドが続くと想定する場合には、権利行使価格が相場水準よりも高く(=既に原資産価格が権利行使価格を下回っている)、満期までの残存期間が長い(数ヵ月以上)のプット型eワラントを選ぶとよいでしょう。
このようなeワラントは比較的レバレッジは小さめですが、時間経過による価格の下落(時間的価値の減少)の影響が相対的に小さいことが特徴です。原資産や要因によっては上昇・下落トレンドが長く続く可能性もあるので、時間的価値の減少が比較的軽微な銘柄を用いることで、中期的な上昇・下落を狙うことが可能です。とはいえ、現物の数倍程度の値動きはあるので、自分なりに手仕舞いのルールを決めて取引に臨むことをオススメします(例えば、30%の利益で利益確定売り、20%の損失で損切りなど)。
(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。