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銘柄選びの手順 2018/01/09
2018年を向かえ、新たな投資手段としてeワラントを検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、eワラントを始めるにあたって、eワラントの各商品をどのように使い分けたらよいか、どのように選んだらよいか分からないという疑問の声をいただくことがあります。そこで、今回はeワラントのコール、プット、ニアピン、トラッカー、レバレッジトラッカーの使い分けと、それぞれの選び方の基本について紹介します。
- まずはご自身の相場観がある対象原資産を選びます。
- 1.で選んだ対象原資産が上がるか、下がるかを考えます。
- 2.で①、②を選んだ場合、対象原資産の数日の急変動を想定するのか、数ヵ月のゆっくりとした変動を想定するのかを考えます。
- 具体的な銘柄を選択します。
①日経平均株価⇒eワラント(コール/プット)、ニアピン、レバレッジトラッカー(プラス5倍/マイナス3倍)
②国内個別株、TOPIX、マザーズ指数⇒eワラント(コール/プット)
③海外個別株、海外株価指数⇒eワラント(コール/プット)
④為替相場⇒eワラント(コール/プット)、(米ドルのみ)ニアピン
⑤コモディティ⇒eワラント(コール/プット)、レバレッジトラッカー(プラス5倍/マイナス3倍)
①上がる⇒コール、プラス5倍トラッカー、トラッカー
②下がる⇒プット、マイナス3倍トラッカー
③変わらない⇒ニアピン
数日の急変動を想定⇒ハイリスク・ハイリターン銘柄で短期投資
数ヵ月のゆっくりとした変動を想定⇒ローリスク・ローリターン銘柄で数ヵ月の投資
eワラント証券の銘柄検索( https://www.ewarrant.co.jp/search/)で検索します。
ハイリスク・ハイリターン銘柄⇒「リスク度」が唐辛子2、3本の銘柄
ローリスク・ローリターン銘柄⇒「リスク度」が若葉マーク、唐辛子1本の銘柄
ニアピン⇒「権利行使/ピン価格」が現在の対象原資産の水準に近い銘柄
リスク度はeワラントのリスク水準を若葉マークと唐辛子の本数で表した指標です(全部で4段階)。コールの場合、対象原資産の価格が権利行使価格を下回っているほど、または満期日までの残存期間が短いほどリスクが高く、唐辛子の本数が多くなります。プットの場合、対象原資産の価格が権利行使価格を上回っているほど、または満期日までの残存期間が短いほどリスクが高く、唐辛子の本数が多くなります。一般に、レバレッジトラッカーはeワラントのコールとプットと比べるとリスク水準は低めになっていることに加え、時間経過による減価が無いため、初心者の方に向いていると考えられます。
(eワラント証)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。