銘柄選びのコツ(二つのステップと三つのタイプ)Ⅰ 2018/04/24



<要約>

  1. 目先、現物以上の投資効率(レバレッジ)を求めたい場合
  2.  デルタ値が0.40(プット型の場合は-0.40)前後の銘柄を選択

  3. 現物の代替としてeワラントに投資したい(≒高いレバレッジは求めない)場合
  4.  デルタ値が0.40(プット型の場合は-0.40)前後の銘柄を選択デルタ値がおおむね0.70以上(プット型の場合は-0.70以下)の銘柄を選択(-0.70以下とは、例えば-0.80は該当しますが、-0.60は該当しません)

  5. 単価が安く(=初期投資が小額)、大化けする可能性(≒非常に高いレバレッジ)のあるeワラントに投資をしたい場合
  6.  デルタ値がおおむね0.30以下(プット型の場合は-0.30以上)の銘柄を選択(-0.30以上とは、例えば-0.20は該当しますが、-0.40は該当しません)

銘柄選択:ステップ1 参照原資産の選択

 eワラントの参照原資産(eワラント価格の元になる現物。以下、一部を除き現物とします)にはいくつかの種類があります。(国内外の株価指数、国内外の個別株、為替、商品など)

全対象原資産はこちらからご覧ください https://www.ewarrant.co.jp/about/product/

また、弊社の投資情報もご参考ください
弊社ホームページ https://www.ewarrant.co.jp/posts/
eワラント・ジャーナル https://www.ewarrant-sec.jp/

銘柄選択:ステップ2 銘柄の絞込み

 同じ現物のeワラントでも、更に違いがあります。

①プット型 または
コール型の別
現物が下落すると予想される場合はプット型を購入します。
現物が上昇すると予想される場合はコール型を選択します。
②満期日の違い 満期日の1 または 2営業日前までお取引可能です。
③権利行使価格の違い コール型の場合、満期日に現物の価格が権利行使価格を上回ると、差額のお受取りとなります。
プット型の場合、満期日に現物の価格が権利行使価格を下回ると、差額のお受取となります。
※満期日まで保有しなければならない義務はありません。

弊社ホームページでの銘柄選択方法

図1.弊社ホームページ・上段で「銘柄検索」をクリックします。

図1

図2.「銘柄検索」標準画面へ移動します。

図2

図3.今回は仮に任天堂(7974)株の下落を予想するとして、現物株の下落時に利益が期待されるプット型を選択します。

図3

ヒント:お好みに応じて、破線・青色内を入力し、さらに絞り込むことが可能です。

図4.上記のヒントに従い、画面左の列にある「満期日までの日数」を60日~150日と入力、検索検索してみます。

図4

図5.本稿の冒頭<要約>にある、

  1. 目先、現物以上の投資効率(レバレッジ)を求めたい
    デルタ値が0.40(プット型の場合は-0.40)前後の銘柄を選択
  2. この戦略に合う銘柄(プット型なので、デルタ値-0.40前後)を探します。
図5

 図6.直近の現物価格とeワラント価格をチェックする
 銘柄が絞り込めましたら、直近の値動きを確認してみましょう。

図6

 図7.試算をして見ましょう

  1. ご自分の収益目標は現物がどこまで動けば達成されるのか
  2. 日数が経過した場合、eワラントの価格はどんな値動きになるか
  3. ボラティリティ(現物の変動率)の変化は、どの程度eワラントの価格に影響するかなど、ご自分の目で確認しておくと、次の一手が打ちやすくなります。
図7

 次回は「銘柄選択のコツ(三つのステップと三つのタイプ)Ⅱ」として、本稿の冒頭<要約>でご案内しております銘柄選択方法について詳しくお伝えしたいと思います。

* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。