銀が仲間入り!eワラントでコモディティに投資 2020/07/31



新型コロナウイルスの世界的感染拡大が続いています。日本でも日々1,000人近い新規感染者が報告されていますが、アメリカ大陸ではさらに多くの感染者数が報告されています。外出自粛や在宅勤務が広がる中、企業の業績悪化や破綻リスクが高まっています。

また、香港治安維持法の成立や不米国によるファーウェイ排除などの問題から米中関係はかつてないほど冷え込んでいます。両国は今年1月に通商合意を成立させたばかりですが、関係悪化が再び通商問題に波及すれば、日本など周辺国を巻き込んで、世界経済の悪化にもつながりかねません。

世界情勢の混乱は株式市場や為替相場はもちろんですが、商品(コモディティ)市況にも影響を与える可能性があります。コモディティ相場に投資しようと思った場合、それらを対象とした先物や商品価格に応じて価格が変動するETFなどに投資をする方法が一般的ですが、eワラントでもコモディティ相場に代替的に投資をすることができます。eワラントの投資対象となっているコモディティには以下のようなものがあります(なお、実際の対象原資産は特定の市場における商品または商品先物の特定の限月に概ね連動する投資成果を目的として発行されたリンク債です。リンク債に関する詳細は必ずお読みくださいをご参照ください)。

  • 金 (対象原資産:金リンク債)
    宝飾品としての需要だけでなく、投資対象としての金への関心は近年高まってきていると言われています。特に、その性質ゆえ世界情勢の変化に強く、株安や紛争やテロなどが起きると安全資産として金を買う人が増えるため、逆に価値が上がる場合もあります。また、通貨としての側面を持っており、特に基軸通貨である米ドルの価値が下がれば価格が上昇しやすい傾向にあります。)
  • プラチナ (対象原資産:プラチナリンク債)
    金同様に宝飾品としての需要のほか、自動車用触媒に利用されるレアメタルであることから、環境規制の強化や新興国での需要増加の可能性から注目されています。ただし、電気自動車へのシフトが続く昨今においては需要が減衰し、一時期と比べて価格は下落しています。
  • 【New】銀 (対象原資産:銀リンク債)
    金同様に歴史が深く、古くから宝飾品として用いられていました。しかし、金に比べ工業用用途で用いられることが多くなっており、特に気候変動への関心の高まりから、その高い導電性を活かしたソーラーパネル用の部材として注目を集めています。また殺菌効果を持ち、医療品や家庭用消費財などでも使われています。
  • 原油 (対象原資産:WTI原油先物リンク債)
    原油は生活に欠かせないエネルギーです。WTI原油の価格変動の要因として、新興国の経済成長に伴うエネルギー需要の高まりが影響を与えるとの考え方もあります。他にも、冷暖房用や(休暇シーズン中の)ドライブ用燃料としての需要といった天候・季節的な要因や、産油国の政情、投機マネーの流入などWTI原油相場を左右する要因はさまざまあると考えられています。昨今では、北米におけるシェールオイルの開発動向もWTI原油価格に影響を与えていると見られています。

(eワラント証券)
※シミュレーターに用いられている計算式はeワラントの価格計算に用いられている計算モデルとは異なります。現在及び将来のeワラント試算価格での取引は全く保証されておりませんのでご注意下さい。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。投資判断は自己責任でお願いします。