決算期のeワラント投資! 2017/01/24



 恒例の主要企業の決算発表シーズンがやってきます。決算発表を行った企業の株価は大きく変動する傾向があることから、決算発表を1つのイベントとしてeワラントで短期投資をしてみるのも一手です。今回は実際に決算発表を活用した短期投資のやり方を2パターン、銘柄の選び方も含めてご紹介します。

①株価の上下を予測してハイリスク・ハイリターン投資
決算発表より前に、決算後の株価が上がると思うならコールを、下がると思うならプットを購入します。
その際、満期までの残存期間が短く、権利行使価格が原資産価格よりやや高い(プットであれば低い)銘柄を選択します。
決算発表翌日の寄り付きで、結果にかかわらず売却します。

(メリット)
  • 株価の上下があたれば数十%~数倍の利益が得られることも
(デメリット)
  • 株価の上下を予想する必要がある
  • 株価が予想とは逆の動きをした場合や、値動きが小幅な場合は損失が発生することがある

②どちらに動いてもOKな両建て戦略
決算発表より前に、決算後の株価が上がると思うならコールとプットを同金額購入します。
その際、満期までの期間が同程度短く、権利行使価格が相場水準に近い、または同程度相場水準から離れているコールとプットを選択します。
決算発表翌日の寄り付きで、結果にかかわらず売却します。

(メリット)
  • 株価がどちらかに大きく動けば利益が得られる(上下を予想しなくてもいい)
(デメリット)
  • 株価の値動きが小幅な場合は損失が発生することがある
  • 適したeワラント銘柄がないことも

 ただし、東京市場の取引終了後に決算発表がある場合、東京市場の取引終了後から翌日の東京市場にて当該原資産の株価が付くまでの間、eワラントは買いも売りもできない売買停止となりますのでご注意ください。

 eワラントメールマガジンでは、eワラントの対象原資産になっている企業について、近日中に決算発表が予定されている企業を掲載していますのでご活用ください。

(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。