東証マザーズ指数eワラント新登場! 2016/10/05



 9月26日より新商品東証マザーズ指数eワラントの取引が新たに開始されました。東証マザーズ指数eワラントは東証マザーズ指数(以下、マザーズ指数)を対象原資産とするeワラントで、マザーズ指数の上昇時に値上がりが見込める「コール」型と、マザーズ指数の下落時に値上がりが見込める「プット型」の2種類があり、それぞれ権利行使価格が異なる3銘柄(計6銘柄)が取引可能です。

 マザーズ指数を対象とするeワラントの一覧はこちら

 マザーズ指数とは東証マザーズ市場上場の普通株式全銘柄を対象とした時価総額加重平均指数です。大企業のみで構成されるTOPIXや日経平均株価が日本経済全体の動向を示す指標であるのに対し、マザーズ指数は新興企業やベンチャー企業の勢いを表す指標といえるかもしれません。そのため、TOPIXや日経平均とは異なる値動きをすることが多く、その値動きの大きさが大きな魅力となっています。

図1

 eワラントにはレバレッジが効いているので、マザーズ指数の値動きの大きさもあいまって、大きなリターンがえられる可能性があります。具体的には、短期間での上昇を見込むのであれば権利行使価格が現在の相場水準よりもやや高めのコールを、下落を見込むのであれば権利行使価格が現在の相場水準よりもやや低めのプットを選びます。満期日まで保有することは想定していないので、対象原資産の価格が権利行使価格に近づく、もしくは権利行使価格を越えれば急騰が狙える、というものです。

 特に今月から来月にかけては、多くの企業の決算発表が予定されています。指数寄与度の高い企業の業績によってはマザーズ指数が大きく動く可能性がありますので試してみるのも一手です。ただし、相場が大きく動かない場合は、保有銘柄が目減りして損失となる場合があることには注意が必要です。 この機会に、マザーズ指数を対象としたeワラントの活用をご検討ください。

(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。