eワラントの価格が変動するには、対象となる原資産の値動きが重要な要素となります。その点、既に大きな値動きをしている銘柄であれば、さらなる大きな値動きが期待できるかもしれません（例えば、前日比で大きく上昇している原資産であれば、短期的に更に大きく上昇することや逆に大きく下落することがあります）。

そのように、前日から価格が大きく変動している原資産を一目で把握するための新機能がヒートマップです。このたびスマートフォン版eワラントデモトレードに新たにヒートマップ機能が実装されました（PC版には昨年12月に実装済み）。投資したい原資産を選ぶ際に便利な機能ですので、改めてその使い方を振り返っておきましょう。

① 「ヒートマップから検索」をタップ

②表示されたヒートマップから原資産の値動きを確認する

前日取引終了（23:50）時点から、価格が上昇している原資産が緑、下落している原資産が赤で表示されています。特に大きく変動している原資産は色が濃くなっています。例えば、2019年3月19日13:56時点ですと、ZOZO（3092）が前日（18日）取引終了時点から12%近い大きな下落をしていることが一目で分かります。 取引したい原資産名をタップすると、その原資産を対象とするeワラントの一覧が表示されます。

③eワラント一覧（オプションチェイン）から買い付ける銘柄を選ぶ

例えば、上記の例のように大きく下落している原資産（濃い赤）があれば、一段安の可能性を想定してその原資産を対象とするプットを買い付ける、または自律反発を期待してコールを買い付けるなどが考えられます。 逆に、大きく上昇している原資産（濃い緑）があれば、一段高の可能性を想定してコールを買い付ける、または反落を警戒してプットを買い付けることを検討してもよいでしょう。

（eワラント証券）
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。