コール/プットスプレッド型eワラントの基礎 2017/12/12



 12月11日(月)より期間中のeワラントデモトレード(以下、デモトレード)の運用成績を競う、第11回eワラントデモトレードコンテストが開催されています。今回はダブルチャンスとして、デモトレードのみに実装されている新型eワラント、コールスプレッド型・プットスプレッド型eワラントの運用成績上位者にもプレゼントをご用意しています。ダブルチャンス当選の可能性を高めるためにも、コールスプレッド型・プットスプレッド型eワラントの基礎について改めて確認しておきましょう。相場に対してコールスプレッド型はやや強気、プットスプレッド型はやや弱気なときに適しています。今回のコラムはこれらの商品の特徴についてご紹介します。

■コールスプレッド型eワラント
 満期日に満期参照原資産価格が権利行使価格以上となれば1ワラント当たり100円を、権利行使価格を下回っても一定のレンジ内であれば満期参照原資産価格に応じた金額を受け取ることができる商品です。満期参照原資産価格が一定レンジの下限を下回ると受取金は0となります。

 コール型に比べると、権利行使価格よりも相場が上昇した時の値上がり分を放棄していることになるので、コール型ほどの大きな値上がりは期待できませんが、コール型に比べて時間経過による価格の減少(時間的価値の減少)の影響は小さくなります。

 「対象となる相場の上昇を予想しているけれども、それほど強気ではない」場合や、「ここまでは下がらないだろう」という相場観の場合に向いています。


コールスプレッド

プットスプレッド型eワラント
 満期日に満期参照原資産価格が権利行使価格以下となれば1ワラント当たり100円を、権利行使価格を上回っても一定のレンジ内であれば満期参照原資産価格に応じた金額を受け取ることができる商品です。満期参照原資産価格が一定のレンジ上限を上回ると受取金は0となります。

 プット型に比べると、権利行使価格よりも相場が下落した時の値上がり分を放棄していることになるので、プット型ほどの大きな値上がりは期待できませんが、プット型に比べて時間経過による価格の減少(時間的価値の減少)の影響は小さくなります。

 「対象となる相場の下落の予想しているけれども、それほど弱気ではない」場合や、「ここまでは上がらないだろう」という相場観の場合に向いています。


プットスプレッド

 なお、コールスプレッド型・プットスプレッド型eワラントは現在デモトレードのみで取引が可能です。今後の取扱い開始を検討しておりますが、現時点において実際のお取引はできませんのでご注意ください。実際のお取扱い開始の前に、デモトレードで新商品の使い方や値動きを是非お試しください。

eワラントデモトレード
https://www.ewarrant.co.jp/tools/demotrade/

(eワラント証券)
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