クイズで覚えるeワラント第3回 2019/10/11



eワラント用語をクイズ形式で用語を覚えましょう。答えは下部にあります。

問題1 イン・ザ・マネーの説明としてふさわしいものはどれですか?
 1 コール型eワラントにおいて、原資産価格が権利行使価格を下回っている状態。
 2 コール型eワラントにおいて、原資産価格と権利行使価格が等しい状態。
 3 コール型eワラントにおいて、原資産価格が権利行使価格を上回っている状態。
 4 プット型eワラントにおいて、原資産価格が権利行使価格を上回っている状態。

問題2 売買スプレッドの説明として、正しいものを1つ選びましょう。
 1 売買スプレッドは1日中変動しない。
 2 売買スプレッドは原資産が同じ銘柄であれば同額である。
 3 売買スプレッドは原資産が異なってもレバレッジが同じであれば同額である。
 4 実効スプレッドはレバレッジを勘案した売買スプレッドである。

問題3 「デルタ」の説明として正しくないものを選びましょう。
 1 デルタ(絶対値)は0から1の値をとる。
 2 株式やFXなどのデルタは必ず1となる。
 3 eワラントのデルタはどんなときも一定である。
 4 現物株や先物などとeワラントをデルタがゼロになるように組み合わせることで、相場の大変動(上下問わず)を投資機会に変えることができる。

 ↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓

問題1の答え
 1 アウト・オブ・ザ・マネーの説明です。
 2 アット・ザ・マネーの説明です。
 3
 4 アウト・オブ・ザ・マネーの説明です。

問題2の答え
 1 原資産の取引状況によって変化します。例えば、一般に日本の個別株を対象原資産とするeワラントの売買スプレッドは東京証券取引所での現物株式の取引終了時間後は売買スプレッドが拡大します。
 2 原資産が同じであっても、権利行使価格などの違いによって異なる場合があります。
 3 原資産が異なる場合は、レバレッジが同じでも異なる場合があります。
 4 実効スプレッド(%)=(販売価格-買取価格)÷買取価格×100÷ワラントレバレッジ(実効ギアリング)で計算されます。売買スプレッドが大きい銘柄はレバレッジも大きい傾向にあり、一見売買スプレッドが大きい銘柄でもレバレッジの大きさを勘案すると、実はさほど大きなスプレッドになっていない、ということがあります。

問題3の答え
 1 コールのデルタは0~1、プットのデルタは-1~0の値をとります。
 2
 3 eワラント(やオプション)のデルタは対象原資産の水準によってリアルタイムに変化します。デルタが変動することがeワラントの価格が大きく変化する要因です。
 4 いわゆる「デルタヘッジ戦略」です。一方の含み損を他方の含み益で相殺し、さらに利益を目指す投資戦略です。

(eワラント証券)
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