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【eワラント初心者向け】銘柄選びの考え方 2018/04/17
新年度を迎え、新たな投資手段としてeワラントにチャレンジしてみようという方もいらっしゃるかもしれません。eワラントを始めるにあたって、どの銘柄を選んだらいいかわからないという疑問の声をいただくことがあります。2000近くの豊富な銘柄があることは、お客様それぞれの相場観を反映できるという点でeワラントの大きな長所であるのですが、初めてeワラントを取引される方にとってはとっつきにくい要因ともなっているようです。そこで、今回はeワラントのコール、プット、ニアピン、トラッカー、レバレッジトラッカーの使い分けと、それぞれの選び方の基本について紹介します。
- まずはご自身の相場観がある対象原資産を選びます。
- ① 日経平均株価⇒eワラント(コール/プット)、ニアピン、レバレッジトラッカー(プラス5倍/マイナス3倍)
- ② 国内個別株、TOPIX⇒eワラント(コール/プット)
- ③ 海外個別株、海外株価指数⇒eワラント(コール/プット)
- ④ 為替相場⇒eワラント(コール/プット)、(米ドルのみ)ニアピン
- ⑤ コモディティ⇒eワラント(コール/プット)、レバレッジトラッカー(プラス5倍/マイナス3倍)
- 1.で選んだ対象原資産が上がるか、下がるかを考えます。
- ① 上がる⇒コール、プラス5倍トラッカー
- ② 下がる⇒プット、マイナス3倍トラッカー
- ③ 変わらない⇒ニアピン
- 2.で①、②を選んだ場合、対象原資産の数日の急変動を想定するのか、数ヵ月のゆっくりとした変動を想定するのかを考えます。
- 数日の急変動を想定⇒相対的にハイリスク・ハイリターンな銘柄で短期投資
- 数ヵ月のゆっくりとした変動を想定⇒相対的にローリスク・ローリターンな銘柄で数ヵ月の投資
- 具体的な銘柄を選択します。
- eワラント証券の銘柄検索(https://www.ewarrant.co.jp/search/)で検索します。
- ハイリスク・ハイリターン銘柄⇒「権利行使価格」が相場水準に近く、「満期日」が1ヶ月程度先の銘柄
- ローリスク・ローリターン銘柄⇒「権利行使価格」が相場水準より大幅に低い(コールの場合)または大幅に高い(プットの場合)銘柄で、「満期日」が数ヵ月以上先の銘柄
- ニアピン⇒「権利行使/ピン価格」が現在の対象原資産の水準に近い銘柄
ハイリスク、ローリスクを見定める際には、目安として「リスク度」を見てみるのも良いでしょう。リスク度はeワラントのリスク水準を若葉マークと唐辛子の本数で表した指標です(全部で4段階)。コールの場合、対象原資産の価格が権利行使価格を下回っているほど、または満期日までの残存期間が短いほどリスクが高く、唐辛子の本数が多くなります。プットの場合、対象原資産の価格が権利行使価格を上回っているほど、または満期日までの残存期間が短いほどリスクが高く、唐辛子の本数が多くなります。
なお、対象となっている原資産の種類は少ないですが、レバレッジトラッカーはeワラントのコール・プットと比べるとリスク水準は低めになっていることに加え、時間経過による価格の下落がありません。初心者の方はこちらから試してみるのも良いかもしれません。
(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。