【eワラント初心者向け】トラッカーの解説 2018/04/03



 トラッカーの最大の特徴はコール型やプット型のeワラントとは異なり、レバレッジがない(ただし、レバレッジトラッカー(プラス5倍トラッカーおよびマイナス3倍トラッカー)は除く。)ことです。また、トラッカーには時間的価値の減少がないので、比較的短期の投資期間が想定されるeワラントに比べて、中長期での投資に適しているといえます。このため、トラッカーの原資産には、基本的には長期的な成長が期待されるテーマバスケットなどが採用されています。

 2018年4月3日時点において、取引が可能なトラッカーは1銘柄あります。
自動運転関連バスケット2 トラッカー 1回 (満期日: 2018年8月8日 権利行使価格:1円)
※『自動運転関連バスケット2』は、自動運転技術の実用化推進によって恩恵を受ける可能性のあると考えられる銘柄をeワラント証券が独自に選別し、公開したものです。バスケットの詳細はこちら(https://www.ewarrant.co.jp/about/product/#basket09)をご確認ください。

トラッカーの満期日の決済金額の計算方法は以下のとおりです。
満期決済金額 =(満期参照原資産価格 - 権利行使価格)× 1ワラント当たり原資産数
※権利行使価格が外国通貨の場合は満期時の為替レートを乗じて円換算します。

(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。