『eワラント・ダイレクト』の取引システムをご紹介②銘柄選びの参考ツール 2019/09/13



9月2日よりeワラント証券で直接eワラントのお取引ができる『eワラント・ダイレクト』のサービスを開始いたしました。現在、新規口座開設を受付中です。 口座開設はこちら

『eワラント・ダイレクト』の取引システムはeワラントの取引システムとしては世界最新の取引ツールで、これからeワラントを新しく始めてみたいという方にとって取組みやすいのはもちろん、既にeワラントを取引したことがあるという方にとってもより便利に、より使いやすい取引環境を目指して当社が独自に開発したシステムです。数週間にわたって、『eワラント・ダイレクト』の機能とその魅力についてご紹介しています。今回は同じ原資産(eワラントの値動きのモトとなる相場(株価、株価指数、為替等))を対象とし、「満期日」と「権利行使価格」が異なる複数のeワラントの中から投資する銘柄を選ぶ際に用いる機能です。

●オプション・チェイン
eワラントデモトレードではすでにお馴染みではありますが、『eワラント・ダイレクト』の取引システムではオプション・チェインが標準の銘柄選択方法となりました。オプション・チェインとは同じ満期日の全eワラントを権利行使価格順に並べたもので、左にコール型、右にプット型eワラントの価格情報が表示されています*。PC版の場合、表示されている価格情報をクリックすると、画面の左側に銘柄詳細画面が表示されます(スマホ版の場合、注文画面が表示されます)。
使い方としては、現在の参照原資産価格(図中赤枠、原資産や時間帯によっては表示されない場合もあります)を確認のうえ、相場観にあった満期日、権利行使価格の銘柄を選択してください。
*ニアピン型の場合、全ての銘柄が左側に表示されています。レバレッジトラッカー型の場合、左側にプラス5倍トラッカー型、右側にマイナス3倍トラッカー型が表示されています。

オプション・チェイン

●分布図(PCのみ)
eワラントは、アウト・オブ・ザ・マネー*1の状態からイン・ザ・マネー*2に転じる際に価値が大きく上昇する傾向があります。そのため、eワラントで大きなリターンを目指すうえで、参照原資産価格がどの程度変動すれば、アウト・オブ・ザ・マネーの銘柄が権利行使価格に到達するかを知っておくことは非常に重要です。
その参照原資産価格と権利行使価格の乖離率をイメージ化したものが「分布図」です。コール型の場合、右に表示されているほど権利行使価格との乖離率が大きくなり、権利行使価格を超えるためには参照原資産価格が大きく上昇しなければならないことを表します。プット型の場合は、左側に表示されているほど権利行使価格との乖離率が大きくなります。コール型/プット型の切り替えや表示範囲(参照原資産価格からの乖離率)、表示項目は「+設定」タブから編集することができます。

*1 アウト・オブ・ザ・マネー:相場水準が変わらないまま満期を迎えると受取金がゼロになってしまう状態
コールの場合、参照原資産価格<<権利行使価格
プットの場合、権利行使価格<<参照原資産価格

*2 イン・ザ・マネー:相場水準が変わらないまま満期を迎えると受取金が発生する状
コールの場合、権利行使価格<<参照原資産価格
プットの場合、参照原資産価格<<権利行使価格

分布図(PCのみ)

(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。