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「eワラントで為替取引」のメリット 2018/06/19
為替相場に投資する方法としてFX(外国為替証拠金取引)が多数派かもしれませんが、FX取引においてはお客様のポジションをリアルタイムで値洗いし、評価損失が一定水準に達した場合に強制的にポジションを決済するロスカットが導入されていることが一般的です。夜間に相場が急変して「寝ている間に強制ロスカットされていた。朝には相場が戻っていたのに。」というご経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
さらに2015年1月に発生したスイスフランショックのように短時間のうちに相場が急変する場合には上記の強制ロスカットも機能せず、結果として投資家に甚大な損失が発生することがあります。FXは初心者向けの投資として位置づける向きもありますが、証拠金を担保にした取引であり、投資元本以上の損失が発生するリスクをはらんだ金融商品です。
eワラントは証拠金取引ではありませんので、強制的にポジションが清算されることもないですし、投資元本を超える損失が発生することもありません。その代わり、コールとプットの場合は時間経過による目減りが発生します。これは追証がないというメリットの代わりにお客様に負担して頂くもの(いわゆるトレード・オフ)になりますが、コールの場合は為替相場が権利行使価格を上回っている銘柄、プットの場合は下回っている銘柄を選ぶことで時間経過による目減りを抑えることができるでしょう。
一般的に日本株を対象としたeワラントの場合は、15時を過ぎると値動きが乏しくなる傾向がありますが、為替相場は日本の夕方や夜間にも値動きがありますので、この点において為替相場を対象としたeワラントは収益獲得の機会が多いとも言えます。また、(FXと比べると大きく見えてしまうかもしれませんが)eワラントの中でも為替相場を対象とするeワラントは、他の原資産を対象とする銘柄に比べて売買スプレッドが小さくなっており、その点でも相対的に収益獲得の可能性は高いともいえます。
(eワラント証券)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。