2020年11月13日(金)のサマリー(2020年11月16日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)25,419円(+35円)
取引所終値25,385円87銭(-135円01銭)

原資産概況

日経平均は9日ぶりに反落。前日までの急速な上昇を受けて利益確定売りが先行し、一時は下げ幅を300円超まで広げるも、安値圏では値がさ株を中心に買いが入り、下げ幅は限定的だった。東証1部の売買代金は2兆7216億円。個別株ではファーストリテ(9983)、東京エレクトロン(8035)、ソニー(6758)などは上昇。楽天(4755)、小松製作所(6301)、野村HD(8604)などは下落。COMEX金先物、銀、プラチナは続伸。WTI原油先物は続落。米ドルは続落。米国株は反発。

eワラント取引概況

銀リンク債CALLの買い、ファーストリテPUTの買い、日経平均PUTの売り多い。

PUT・CALLレシオ :106%(前日比+29%)
新規買い指数 :-12%(前日比-16%)

騰落率上位

値上り:ファーストリテイリング コール 294回 (+28.2%)、東京エレクトロン コール 273回 (+26.9%)、ニアピン米ドルr2 1287回 (+26.5%)
値下り:ファーストリテイリング プット 244回 (-42.9%)、ファーストリテイリング プット 246回 (-41.2%)、東京エレクトロン プット 213回 (-40.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 銀リンク債 CALL#16 2021/1/13
25米ドル
9.15% 2.18%
2 買越 ファーストリテイリング PUT#253 2021/1/13
65,000円
-19.05% 9983 4.13%
3 売越 日経平均 PUT#1541 2020/12/9
24,500円
-4.97% N225 0.16%
4 買越 日経平均 PUT#1721 2021/1/13
24,500円
-2.26% N225 0.16%
5 売越 野村NYダウ30連動ETFリンク債プラス5倍 TR#7 2020/12/9
25,000円
1.05% 野村NYダウ30連動ETF 0.26%
6 買越 ソニー CALL#367 2021/1/13
9,750円
16.67% 6758 2.63%
7 買越 日本製鉄 PUT#189 2021/1/13
1,000円
1.59% 5401 -0.75%
8 買越 日経平均 PUT#1709 2021/1/13
24,000円
-2.63% N225 0.16%
9 買越 日経平均 PUT#1599 2021/1/13
19,000円
-4.55% N225 0.16%
10 買越 ソニー CALL#360 2020/12/9
9,250円
21.71% 6758 2.63%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドルNP#1289 107円 2020/12/9 -21.19%
2 買越 米ドルNP#1288 105円 2020/12/9 4.12%
3 売越 米ドル高(円安)型#1183 108円 2021/1/13 -10.53%
4 売越 米ドル高(円安)型#1178 105円 2021/1/13 -8.21%
5 拮抗 米ドル高(円安)型#1166 105円 2020/12/9 -12.24%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 104円78銭 (-44銭) -0.42%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は下落。ファーストリテPUTの買い、野村NYダウ30連動ETFリンク債プラス5倍トラッカーの売り多い。

買越 日経平均1月21,500円PUT、日経平均1月26,500円CALL、ファーストリテイリング(9983)1月65,000円PUT、日本製鉄(5401)1月1,000円PUT、任天堂(7974)1月60,000円CALL、ソニー(6758)1月8,250円PUT、住友金属鉱山(5713)1月4,150円CALL
売越 日経平均12月25,000円CALL、野村NYダウ30連動ETFリンク債プラス5倍12月25,000円トラッカー
拮抗 ソニー(6758)1月9,750円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小幅上昇。ファーストリテPUTの買い、日経平均PUTの売り多い。

買越 ファーストリテイリング(9983)1月65,000円PUT、東京エレクトロン(8035)1月34,000円CALL、米ドルリンク債12月105円ニアピン、コマツ(6301)1月2,375円PUT、ソニー(6758)12月9,250円CALL、ソニー(6758)1月9,750円CALL、任天堂(7974)1月55,000円CALL
売越 日経平均12月24,500円PUT、米ドルリンク債12月107円ニアピン、任天堂(7974)12月60,000円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(3月限)は25,510円(20:00)と上昇。売買対象は拡散。

買越 日経平均1月24,500円PUT、日経平均プラス5倍12月21,500円トラッカー、野村日経225ダブルインバースETFリンク債プラス5倍12月550円トラッカー、ソニー(6758)12月9,250円CALL、ファーストリテイリング(9983)1月65,000円PUT、東京エレクトロン(8035)1月26,000円PUT、WTI原油先物リンク債_2021年3月限(WTI21-3)1月40米ドルPUT
売越 日本製鉄(5401)1月1,000円PUT、日本電産(6594)1月10,000円PUT、日本電産(6594)1月9,250円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。銀リンク債CALLの買い、日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均1月24,500円PUT、日経平均1月24,000円PUT、日経平均1月19,000円PUT、日経平均マイナス3倍12月26,500円トラッカー、日経平均11月24,000円PUT、銀リンク債(銀)1月25米ドルCALL、日本電産(6594)12月11,500円CALL
売越 日経平均11月24,500円PUT、楽天(4755)12月900円PUT、任天堂(7974)12月60,000円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。