2020年6月1日(月)のサマリー(2020年6月2日(火)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)22,108円(+345円)
取引所終値22,062円39銭(+184円50銭)

原資産概況

日経平均は反発。トランプ米大統領が29日に行った記者会見で米中貿易合意の撤回に言及しなかったことから対立激化への懸念が後退した。また、国内では休業要請が緩和されたこともあり、日経平均は約3カ月ぶりに22,000円台を回復した。東証1部の売買代金は2兆3259億円。個別株ではトリケミカル研究所(4369)、グレイステクノロジー(6541)、ユニバーサルエンターテインメント(6425)などは上昇。ジーエヌアイグループ(2160)、石川製作所(6208)、リログループ(8876)などは下落。COMEX金先物は小幅続伸。WTI原油先物は小幅反落。プラチナは上昇。コーンは続落。米ドルは小動き。米国株は上昇。

eワラント取引概況

日経平均PUTの買い、スラック・テクノロジーズCALLの買い、アップルCALLの売り多い。

PUT・CALLレシオ :92%(前日比+12%)
新規買い指数 :-35%(前日比+0%)

騰落率上位

値上り:トリケミカル研究所 コール 40回 (+400.0%)、トリケミカル研究所 コール 39回 (+338.2%)、トリケミカル研究所 コール 38回 (+234.5%)
値下り:日経平均 プット 1319回 (-88.5%)、ファーストリテイリング プット 233回 (-84.2%)、ジーエヌアイグループ コール 37回 (-82.9%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 日経平均 PUT#1167 2020/6/17
21,500円
-25.00% N225 1.58%
2 買越 スラック・テクノロジーズ CALL#6 2020/6/10
34米ドル
32.12% WORK.N 6.93%
3 売越 アップル CALL#126 2020/6/10
310米ドル
2.56% AAPL.OQ 0.97%
4 売越 WTI原油先物リンク債_2020年9月限 CALL#4 2020/7/8
30米ドル
13.01% WTI20-9 4.25%
5 買越 日経平均 PUT#1323 2020/7/8
22,500円
-13.19% N225 1.58%
6 売越 オムロン CALL#15 2020/6/10
6,500円
14.24% 6645 1.55%
7 売越 日経平均プラス5倍 TR#42 2020/9/9
15,000円
4.24% N225 1.58%
8 拮抗 野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍 TR#2 2020/7/8
9,000円
4.73% 野村日経225レバレッジETF 3.12%
9 売越 ファナック PUT#168 2020/7/8
15,000円
-15.63% 6954 0.88%
10 買越 日経平均マイナス3倍 TR#41 2020/9/9
23,500円
-9.93% N225 1.58%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 NZドル安(円高)型#280 64円 2020/6/10 -51.85%
2 買越 豪ドル高(円安)型#529 70円 2020/6/10 24.82%
3 売越 豪ドル高(円安)型#527 68円 2020/6/10 21.24%
4 買越 ユーロ高(円安)型#598 119円 2020/6/10 -12.41%
5 売越 豪ドル高(円安)型#520 74円 2020/6/10 150.00%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 107円58銭 (-11銭) -0.10%
ユーロ 119円69銭 (-6銭) -0.05%
豪ドル 72円80銭 (+1円28銭) 1.79%
英ポンド 134円16銭 (+90銭) 0.67%
カナダドル 78円89銭 (+75銭) 0.96%
NZドル 67円53銭 (+74銭) 1.11%
南アフリカランド 6円19銭 (+6銭) 0.95%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は反発。日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均6月21,500円PUT、日経平均7月24,500円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月24,500米ドルPUT、川崎汽船(9107)7月1,150円CALL、リクルートホールディングス(6098)7月3,800円CALL
売越 日経平均プラス5倍9月15,000円トラッカー、ユニバーサルエンターテインメント(6425)6月3,000円PUT、トリケミカル研究所(4369)6月13,500円CALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月30米ドルCALL
拮抗 日経平均7月21,500円PUT

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は上げ幅をやや縮小。スラック・テクノロジーズCALLの買い、アップルCALLの売り多い。

買越 日経平均7月22,500円PUT、日経平均マイナス3倍9月23,500円トラッカー、スラック・テクノロジーズ(WORK.N)6月34米ドルCALL、ファーストリテイリング(9983)7月46,000円CALL
売越 日経平均7月24,500円CALL、アップル(AAPL.OQ)6月310米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2020年9月限(WTI20-9)7月30米ドルCALL、オムロン(6645)6月6,500円CALL、ファナック(6954)7月15,000円PUT、富士通(6702)7月11,500円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(6月限)は22,040円(20:00)と下落。売買対象は拡散。

買越 日経平均7月22,500円PUT、日経平均7月22,000円CALL、ソニー(6758)7月6,500円CALL
売越 日経平均6月21,000円PUT、TDK(6762)7月10,500円CALL、ヤマトホールディングス(9064)7月1,700円CALL
拮抗 日経平均プラス5倍9月15,000円トラッカー、日経平均7月19,000円CALL、野村日経225レバレッジETFリンク債プラス5倍7月9,000円トラッカー、野村TOPIX ETFリンク債7月1,400円CALL

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均7月22,500円PUT、日経平均マイナス3倍9月23,500円トラッカー、日経平均7月20,000円PUT、日経平均7月21,500円PUT、日経平均6月22,000円PUT、トヨタ自動車(7203)7月7,000円CALL、武田薬品工業(4502)6月3,900円CALL
売越 日経平均6月21,000円PUT、日経平均7月19,000円PUT、日経平均6月20,000円PUT
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。