2020年3月27日(金)のサマリー(2020年3月30日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)18,747円(-219円)
取引所終値19,389円43銭(+724円83銭)

原資産概況

日経平均は大幅反発。前日の米国市場では、2兆ドル規模の経済対策法案が上院で可決されたことが好感されNYダウが1,351ドル高となった。これを受けて日経平均も買いが先行した。為替の円高推移や新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から上値は重かったものの、3月末の権利付最終売買日のため、引けにかけて配当の権利取りや配当の再投資の動きなどから一段高となった。東証1部の売買代金は3兆9094億円。個別株では小野薬品工業(4528)、大林組(1802)、サイバーA(4751)などは上昇。ダブル・スコープ(6619)、リログループ(8876)、楽天(4755)などは下落。COMEX金先物は反落。WTI原油先物は続落。プラチナは小動き。コーンは下落。米ドルは大幅続落。米国株は大幅反落。

eワラント取引概況

ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの買い、ソフトバンクグループCALLの売り、日経平均PUTの買い多い。

PUT・CALLレシオ :143%(前日比-12%)
新規買い指数 :-44%(前日比-12%)

騰落率上位

値上り:米ドル ドル安(プット)型 951回 (+300.0%)、米ドル ドル安(プット)型 955回 (+260.0%)、塩野義製薬 コール 38回 (+220.0%)
値下り:KDDI コール 192回 (-90.5%)、米ドル ドル高(コール)型 1097回 (-87.5%)、マッチ・グループ コール 3回 (-83.3%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 ソフトバンクグループ CALL#526 2020/6/10
4,500円
-21.33% 9984 -4.01%
2 買越 ダウ・ジョーンズ工業株価平均 PUT#406 2020/7/8
25,500米ドル
3.67% DJI -1.38%
3 買越 日経平均 PUT#1158 2020/6/10
21,000円
6.53% N225 -1.32%
4 買越 日経平均 PUT#1152 2020/5/13
20,500円
10.61% N225 -1.32%
5 買越 日経平均 PUT#1166 2020/6/10
21,500円
6.22% N225 -1.32%
6 売越 ソニー CALL#343 2020/5/13
7,000円
29.82% 6758 2.49%
7 売越 ユニ・チャーム CALL#81 2020/6/10
4,100円
-4.35% 8113 -0.38%
8 買越 日経平均 PUT#1116 2020/4/8
21,000円
11.42% N225 -1.32%
9 拮抗 オリックス PUT#128 2020/5/13
1,600円
8.23% 8591 -1.57%
10 買越 日経平均マイナス3倍 TR#38 2020/8/12
24,500円
3.34% N225 -1.32%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 拮抗 米ドル安(円高)型#971 109円 2020/6/10 32.52%
2 買越 米ドル安(円高)型#970 109円 2020/4/8 101.30%
3 買越 NZドル安(円高)型#262 66円 2020/4/8 18.54%
4 売越 英ポンド高(円安)型#466 138円 2020/6/10 15.85%
5 売越 米ドル高(円安)型#1100 108円 2020/5/13 -39.91%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円14銭 (-1円73銭) -1.57%
ユーロ 118円94銭 (-1円51銭) -1.25%
豪ドル 65円60銭 (-52銭) -0.79%
英ポンド 132円82銭 (+92銭) 0.69%
カナダドル 76円69銭 (-1円31銭) -1.68%
NZドル 64円45銭 (-43銭) -0.66%
南アフリカランド 6円13銭 (-18銭) -2.87%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅反発。ソニーCALLの売り多い。

買越 日経平均マイナス3倍8月24,500円トラッカー、韓国200種株価指数(KS200)6月290ptPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)5月26,500米ドルPUT、米ドルリンク債4月109円PUT、ソニー(6758)6月7,000円PUT、オリックス(8591)5月1,600円PUT、トリケミカル研究所(4369)4月9,000円CALL
売越 日経平均6月21,500円CALL、ソニー(6758)5月7,000円CALL、東京エレクトロン(8035)6月28,000円CALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は引けにかけて上げ幅を広げる。ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの買い、ソフトバンクグループCALLの売り多い。

買越 日経平均6月21,500円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月25,500米ドルPUT、東京エレクトロン(8035)5月21,000円PUT、日本航空(9201)6月3,000円PUT
売越 ソフトバンクグループ(9984)6月4,500円CALL、ユニ・チャーム(8113)6月4,100円CALL、花王(4452)5月9,500円CALL、東京エレクトロン(8035)5月25,000円CALL、KDDI(9433)5月3,350円CALL、さくらインターネット(3778)6月650円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(6月限)は18,780円(20:00)と大幅安。ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの買い、日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均6月21,000円PUT、日経平均5月20,500円PUT、日経平均6月21,500円PUT、日経平均5月21,000円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月25,500米ドルPUT、KDDI(9433)5月3,250円PUT、マルハニチロ(1333)6月2,800円CALL
売越 任天堂(7974)5月42,000円CALL、オリックス(8591)5月1,600円PUT、米ドルリンク債6月109円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅反落。日経平均PUTの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均PUTの買い多い。

買越 日経平均4月21,000円PUT、日経平均5月20,500円PUT、日経平均6月24,000円PUT、日経平均4月19,500円PUT、日経平均6月21,500円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月27,500米ドルPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)6月25,000米ドルPUT
売越 日経平均6月21,000円PUT、パナソニック(6752)5月950円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)7月28,500米ドルCALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。