2020年3月19日(木)のサマリー(2020年3月23日(月)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)16,869円(+150円)
取引所終値16,552円83銭(-173円72銭)

原資産概況

日経平均は大幅続落。欧州中央銀行(ECB)が7500億ユーロ(約88兆円)の資産買い入れ策導入を発表したほか、米連邦準備理事会(FRB)の新たな金融緩和策発表もあり、朝方は買いが先行した。しかし、新型コロナウイルスによる経済への影響への懸念は根強く、次第に売りが優勢となった。東証1部の売買代金は4兆6853億円。個別株ではカカクコム(2371)、セリア(2782)、KDDI(9433)などは上昇。ソフトバンクG(9984)、スズキ(7269)、ユニバーサルエンターテインメント(6425)などは下落。COMEX金先物は小幅反発。WTI原油先物、プラチナは反発。コーンは大幅反発。米ドルは大幅続伸。米国株は反発。

eワラント取引概況

日経平均マイナス3倍トラッカーの売り多い。ソフトバンクグループPUT、テスラ PUTの売買活発。

PUT・CALLレシオ :260%(前日比-29%)
新規買い指数 :-17%(前日比-3%)

騰落率上位

値上り:カカクコム コール 79回 (+650.0%)、KDDI コール 193回 (+600.0%)、日本電信電話 コール 124回 (+566.7%)
値下り:富士フイルムホールディングス コール 80回 (-85.7%)、ソフトバンクグループ コール 521回 (-85.3%)、ソフトバンクグループ コール 526回 (-79.3%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 拮抗 ソフトバンクグループ PUT#397 2020/5/13
3,250円
93.58% 9984 -14.85%
2 売越 日経平均マイナス3倍 TR#38 2020/8/12
24,500円
-1.59% N225 0.90%
3 拮抗 テスラ PUT#67 2020/5/13
360米ドル
-4.53% TSLA.OQ 1.16%
4 売越 韓国200種株価指数 PUT#264 2020/4/8
250pt
28.37% KS200 -5.16%
5 拮抗 韓国200種株価指数 PUT#263 2020/5/13
240pt
34.79% KS200 -5.16%
6 売越 日経平均 PUT#1065 2020/4/8
19,500円
-5.06% N225 0.90%
7 買越 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ PUT#22 2020/4/8
36米ドル
50.00% AMD.OQ -3.91%
8 拮抗 東海カーボン PUT#28 2020/6/10
950円
-28.41% 5301 8.28%
9 買越 ソニー CALL#343 2020/5/13
7,000円
1.15% 6758 0.25%
10 拮抗 ソフトバンクグループ PUT#407 2020/7/8
4,300円
33.79% 9984 -14.85%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドル高(円安)型#1099 106円 2020/4/8 59.32%
2 売越 米ドル高(円安)型#1100 108円 2020/5/13 61.59%
3 売越 米ドル高(円安)型#1108 107円 2020/6/10 30.70%
4 買越 米ドルNP#1260 108円 2020/4/8 -12.39%
5 買越 米ドル安(円高)型#964 107円 2020/5/13 -41.72%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 109円74銭 (+1円70銭) 1.57%
ユーロ 118円40銭 (+76銭) 0.65%
豪ドル 64円18銭 (+74銭) 1.17%
英ポンド 128円00銭 (+47銭) 0.36%
カナダドル 75円61銭 (+88銭) 1.17%
NZドル 63円63銭 (+74銭) 1.18%
南アフリカランド 6円32銭 (-3銭) -0.40%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は買い先行もマイナス転換。ソフトバンクグループPUTの買い、ソニーCALLの買い、富士フイルムHDCALLの売り多い。

買越 ソフトバンクグループ(9984)5月3,250円PUT、ソニー(6758)5月7,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)7月4,300円PUT
売越 富士フイルムホールディングス(4901)6月5,500円CALL、任天堂(7974)6月40,000円CALL、韓国200種株価指数(KS200)5月240ptPUT、ソフトバンクグループ(9984)7月4,300円CALL、テスラ(TSLA.OQ)5月360米ドルPUT、カプコン(9697)6月3,700円CALL
拮抗 日経平均4月19,500円PUT

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。ソフトバンクグループPUTの売り多い。日経平均マイナス3倍トラッカー、韓国200種株価指数PUTの売買活発。

買越 ソニー(6758)5月6,000円PUT、東海カーボン(5301)6月950円PUT、韓国200種株価指数(KS200)6月270ptPUT
売越 日経平均4月19,500円PUT、ソフトバンクグループ(9984)5月3,250円PUT、テスラ(TSLA.OQ)5月360米ドルPUT、ソフトバンクグループ(9984)4月3,500円PUT、ソフトバンクグループ(9984)7月4,300円PUT
拮抗 日経平均マイナス3倍8月24,500円トラッカー、韓国200種株価指数(KS200)5月240ptPUT

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(6月限)は16,650円(20:00)と上昇。日経平均マイナス3倍トラッカーの売り、東海カーボンPUTの売り多い。

買越 日経平均5月20,500円PUT、TOPIX(TOPX)5月1,450ptPUT、韓国200種株価指数(KS200)5月240ptPUT
売越 日経平均マイナス3倍8月24,500円トラッカー、日経平均5月23,500円PUT、東海カーボン(5301)6月950円PUT、ウーバー・テクノロジーズ(UBER.N)4月22米ドルPUT、テスラ(TSLA.OQ)5月360米ドルPUT、KDDI(9433)5月3,350円CALL
拮抗 日経平均4月19,500円PUT

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は反発。テスラPUTの買い、アドバンスト・マイクロ・デバイセズPUTの買い、韓国200種株価指数PUTの売り多い。

買越 テスラ(TSLA.OQ)5月360米ドルPUT、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD.OQ)4月36米ドルPUT、米ドルリンク債4月108円ニアピン
売越 日経平均4月25,500円PUT、日経平均4月19,500円PUT、韓国200種株価指数(KS200)4月250ptPUT、米ドルリンク債4月106円CALL、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)7月5,500円CALL、米ドルリンク債5月109円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)5月24,500米ドルPUT
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。