2020年1月9日(木)のサマリー(2020年1月10日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)23,747円(+345円)
取引所終値23,739円87銭(+535円11銭)

原資産概況

日経平均は大幅反発。トランプ米大統領が現地時間8日に行った演説で軍事力を行使したイランへの報復に慎重な姿勢を示したことから中東情勢緊迫化への懸念が後退した。これを受けて日経平均は大幅高で始まると、じりじりと上げ幅を広げる展開が続いた。東証1部の売買代金は2兆1476億円。個別株では日本マイクロニクス(6871)、トリケミカル研究所(4369)、サイバーA(4751)などは上昇。石川製作所(6208)、エービーシー・マート(2670)、国際石油開発帝石(1605)などは下落。COMEX金先物、WTI原油先物は小幅続落。プラチナは反発。コーンは小動き。米ドルは大幅続伸。米国株は大幅続伸。

eワラント取引概況

日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、ソフトバンクグループCALLの売り、東京エレクトロンCALLの売り多い。

PUT・CALLレシオ :27%(前日比+1%)
新規買い指数 :53%(前日比-11%)

騰落率上位

値上り:石川製作所 プット 2回 (+433.3%)、エービーシー・マート プット 14回 (+113.3%)、WTI原油先物リンク債_2020年3月限 プット 2回 (+112.5%)
値下り:日経平均プットスプレッドr250 56回 (-67.8%)、ニアピン日経平均r250 1666回 (-63.0%)、WTI原油先物リンク債_2020年3月限 コール 4回 (-61.5%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 ソフトバンクグループ CALL#521 2020/5/13
4,250円
18.55% 9984 4.43%
2 売越 東京エレクトロン CALL#252 2020/5/13
27,000円
28.05% 8035 4.29%
3 買越 日経平均マイナス3倍 TR#35 2020/2/12
24,000円
-15.27% N225 1.47%
4 買越 日経平均 PUT#1150 2020/4/8
22,000円
-18.92% N225 1.47%
5 売越 日経平均 NP#1667 2020/1/15
23,500円
-18.69% N225 1.47%
6 拮抗 日経平均プラス5倍 TR#36 2020/2/12
19,000円
5.97% N225 1.47%
7 買越 ソフトバンクグループ PUT#401 2020/5/13
4,250円
-16.59% 9984 4.43%
8 売越 日経平均 CALL#1422 2020/2/12
23,500円
33.33% N225 1.47%
9 買越 日経平均マイナス3倍 TR#36 2020/2/12
25,000円
-10.60% N225 1.47%
10 買越 日経平均 PUT#1149 2020/3/11
22,000円
-22.86% N225 1.47%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 米ドル高(円安)型#1082 108円 2020/2/12 25.84%
2 買越 米ドル安(円高)型#959 108円 2020/4/8 -16.36%
3 買越 米ドル安(円高)型#961 110円 2020/4/8 -14.42%
4 買越 南アフリカランド高(円安)型#225 7円 2020/3/11 11.58%
5 売越 米ドル安(円高)型#944 106円 2020/2/12 -31.25%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 109円49銭 (+78銭) 0.72%
ユーロ 121円63銭 (+75銭) 0.62%
豪ドル 75円13銭 (+58銭) 0.78%
英ポンド 142円87銭 (+22銭) 0.15%
カナダドル 83円75銭 (+30銭) 0.35%
NZドル 72円38銭 (+26銭) 0.35%
南アフリカランド 7円71銭 (+9銭) 1.13%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅反発。ソフトバンクグループCALLの売り、東京エレクトロンCALLの売り多い。

買越 日経平均4月22,000円PUT、日経平均プラス5倍2月19,000円トラッカー、日経平均マイナス3倍2月25,000円トラッカー、ジーエヌアイグループ(2160)3月2,400円CALL、ファーストリテイリング(9983)2月54,000円PUT
売越 日経平均2月23,500円CALL、日経平均1月23,500円ニアピン、ソフトバンクグループ(9984)5月4,250円CALL、東京エレクトロン(8035)5月27,000円CALL、韓国200種株価指数(KS200)5月280ptPUT
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は上げ幅を拡大。セブン&アイ・HDCALLの買い、しまむらPUTの売り、日本エム・ディ・エムCALLの売り多い。

買越 日経平均4月22,000円PUT、セブン&アイ・ホールディングス(3382)3月4,300円CALL、セブン&アイ・ホールディングス(3382)2月4,100円PUT、ミネベアミツミ(6479)4月2,400円CALL
売越 日経平均4月22,500円CALL、しまむら(8227)2月8,500円PUT、日本エム・ディ・エム(7600)2月2,050円CALL、信越化学工業(4063)3月12,000円CALL、ダイフク(6383)4月7,000円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月26,000米ドルPUT
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(3月限)は23,740円(20:00)と小幅高。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、ソフトバンクグループPUTの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月24,000円トラッカー、日経平均3月22,000円PUT、日経平均マイナス3倍2月25,000円トラッカー、ソフトバンクグループ(9984)5月4,250円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月29,000米ドルCALL、米ドルリンク債2月108円CALL、JIG-SAW(3914)3月6,600円CALL
売越 日経平均1月23,500円ニアピン、日経平均プラス5倍2月19,000円トラッカー、JIG-SAW(3914)2月7,000円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅続伸。東京エレクトロンCALLの買い、東京エレクトロンPUTの売り多い。

買越 日経平均4月22,000円PUT、日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、東京エレクトロン(8035)4月24,000円CALL、米ドルリンク債4月110円PUT、WTI原油先物リンク債_2020年3月限(WTI20-3)2月50米ドルPUT、ソースネクスト(4344)2月580円CALL、コロプラ(3668)4月1,150円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)5月28,500米ドルCALL
売越 東京エレクトロン(8035)3月20,000円PUT、コロプラ(3668)2月1,250円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。