2019年12月10日(火)のサマリー(2019年12月11日(水)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)23,368円(-75円)
取引所終値23,410円19銭(-20円51銭)

原資産概況

日経平均は小幅反落。前日の米国株安を受けて売りが先行した。ただ。11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や15日の米国による対中追加関税発動を前に投資家の様子見姿勢は強く、売り一巡後はこう着感の強い展開が続いた。東証1部の売買代金は1兆9043億円。個別株ではエヌエフ回路設計ブロック(6864)、ダブル・スコープ(6619)、ジーエヌアイグループ(2160)などは上昇。ヤマトHD(9064)、サイバーA(4751)、ディー・エヌ・エー(2432)などは下落。COMEX金先物は上昇。WTI原油先物は小幅反発。プラチナは大幅反発。コーンは続落。米ドルは小幅反発。米国株は続落。

eワラント取引概況

村田製作所CALLの買い、日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、日経平均ニアピンの売り多い。

PUT・CALLレシオ :15%(前日比+1%)
新規買い指数 :70%(前日比-2%)

騰落率上位

値上り:南アフリカランド ランド安(プット)型 182回 (+66.7%)、スズキ プット 39回 (+53.2%)、さくらインターネット コール 23回 (+50.0%)
値下り:南アフリカランド ランド高(コール)型 215回 (-53.9%)、スズキ コール 44回 (-40.0%)、リニカル プット 12回 (-37.5%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 村田製作所 CALL#162 2020/3/11
6,500円
-9.56% 6981 -1.67%
2 買越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
5.77% N225 -0.32%
3 売越 日経平均 NP#1751 2019/12/11
23,500円
13.46% N225 -0.06%
4 買越 ソニー CALL#337 2019/12/11
6,500円
13.14% 6758 1.20%
5 買越 ソフトバンクグループ PUT#402 2020/4/8
4,500円
3.50% 9984 -1.14%
6 買越 エヌエフ回路設計ブロック CALL#20 2019/12/11
2,500円
82.84% 6864 5.87%
7 買越 ダウ・ジョーンズ工業株価平均 CALL#451 2020/3/11
29,000米ドル
-8.78% DJI -0.52%
8 買越 SBIホールディングス CALL#245 2020/4/8
2,550円
-11.55% 8473 -1.52%
9 売越 ダブル・スコープ CALL#53 2020/1/8
850円
23.17% 6619 4.23%
10 買越 ソフトバンクグループ CALL#525 2020/5/13
5,250円
-6.51% 9984 -1.14%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 南アフリカランド高(円安)型#225 7円 2020/3/11 -15.43%
2 売越 米ドル安(円高)型#941 104円 2020/2/12 -4.00%
3 売越 NZドル高(円安)型#290 74円 2020/1/8 -13.33%
4 買越 NZドル高(円安)型#289 72円 2020/1/8 -9.84%
5 買越 豪ドル高(円安)型#502 70円 2020/2/12 -2.70%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円62銭 (+9銭) 0.08%
ユーロ 120円31銭 (+16銭) 0.14%
豪ドル 73円95銭 (-14銭) -0.18%
英ポンド 143円06銭 (+33銭) 0.23%
カナダドル 82円05銭 (+8銭) 0.10%
NZドル 71円05銭 (-11銭) -0.16%
南アフリカランド 7円31銭 (-12銭) -1.57%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は小幅反落。村田製作所CALLの買い、ソニーCALLの買い、エヌエフ回路設計ブロックCALLの買い多い。

買越 日経平均12月24,500円PUT、村田製作所(6981)3月6,500円CALL、ソニー(6758)12月6,500円CALL、エヌエフ回路設計ブロック(6864)12月2,500円CALL、ソフトバンクグループ(9984)5月5,250円CALL、太平洋セメント(5233)1月3,300円CALL、太平洋セメント(5233)12月3,500円CALL、日産自動車(7201)12月700円PUT
売越 ダブル・スコープ(6619)1月850円CALL、ソニー(6758)2月7,500円CALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。日経平均ニアピンの売り多い。

買越 日経平均2月23,500円CALL、SBIホールディングス(8473)4月2,550円CALL、オリエンタルランド(4661)2月15,500円CALL、オリエンタルランド(4661)1月15,000円CALL、花王(4452)3月9,000円CALL
売越 日経平均12月23,500円ニアピン、SUMCO(3436)3月1,950円CALL、ワークマン(7564)3月10,000円CALL、任天堂(7974)3月36,000円CALL、ダブル・スコープ(6619)1月850円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は22,347円(20:00)と下落。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、ソフトバンクグループPUTの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均CALLの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、ソフトバンクグループ(9984)4月4,500円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月29,000米ドルCALL、信越化学工業(4063)3月12,000円CALL、エヌエフ回路設計ブロック(6864)4月2,800円CALL、日本電産(6594)3月16,500円CALL
売越 村田製作所(6981)3月6,500円CALL、日産自動車(7201)12月700円PUT、川崎汽船(9107)1月1,700円CALL、スズキ(7269)4月5,000円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は続落。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月26,000円トラッカー、任天堂(7974)5月49,000円CALL、南アフリカランドリンク債3月7円CALL、セブン&アイ・ホールディングス(3382)2月4,100円PUT、安川電機(6506)1月4,200円CALL
売越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日産自動車(7201)3月750円CALL、オリエンタルランド(4661)12月14,000円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月25,000米ドルPUT
拮抗 ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月27,500米ドルPUT

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピン、トラッカーおよびスプレッドの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買価格差)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。