2019年12月3日(火)のサマリー(2019年12月4日(水)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)22,963円(-404円)
取引所終値23,379円81銭(-149円69銭)

原資産概況

日経平均は反落。米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の低下に加え、米国との貿易摩擦が南米にも拡大するとの懸念から前日の米国株は下落、為替の円高推移もあり日経平均は売りが先行して始まった。ただ、朝安後は押し目買いの動きやアジア株の底堅い推移などから下げ渋る展開となった。東証1部の売買代金は1兆9566億円。個別株ではダブル・スコープ(6619)、ジーエヌアイグループ(2160)、任天堂(7974)などは上昇。マルハニチロ(1333)、トプコン(7732)、ビリングシステム(3623)などは下落。COMEX金先物は大幅反発。WTI原油先物は小幅続伸。プラチナは反発。コーンは小動き。米ドルは下落。米国株は大幅続落。

eワラント取引概況

日経平均マイナス3倍トラッカーの売り、任天堂CALLの売り多い。日立製作所CALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :35%(前日比-1%)
新規買い指数 :33%(前日比+0%)

騰落率上位

値上り:ニアピン米ドルr2 1231回 (+604.6%)、ニアピン米ドルr2 1230回 (+425.8%)、ニアピン米ドルr2 1232回 (+419.2%)
値下り:ダウ・ジョーンズ工業株価平均 コール 432回 (-81.9%)、ニアピン米ドルr2 1236回 (-81.4%)、マルハニチロ コール 13回 (-80.0%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
32.84% N225 -1.90%
2 売越 任天堂 CALL#355 2020/2/12
42,000円
14.48% 7974 2.59%
3 拮抗 日立製作所 CALL#210 2020/3/11
4,350円
-26.57% 6501 -3.80%
4 売越 ダイフク CALL#32 2020/1/8
6,500円
-24.00% 6383 -2.89%
5 拮抗 日経平均 NP#1750 2019/12/11
23,000円
60.28% N225 -1.93%
6 買越 ソフトバンクグループ CALL#518 2020/3/11
4,500円
-16.93% 9984 -3.13%
7 買越 オリエンタルランド CALL#102 2020/2/12
15,500円
-14.88% 4661 -1.34%
8 売越 SUMCO CALL#176 2020/2/12
1,800円
-10.63% 3436 -1.50%
9 売越 バンダイナムコホールディングス CALL#22 2020/2/12
7,000円
-7.14% 7832 -1.05%
10 拮抗 日経平均 PUT#1029 2019/12/11
23,500円
72.15% N225 -1.93%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 豪ドル安(円高)型#421 70円 2020/2/12 6.90%
2 売越 米ドル安(円高)型#948 108円 2020/2/12 23.56%
3 買越 米ドル安(円高)型#924 108円 2019/12/11 88.89%
4 買越 豪ドル高(円安)型#499 75円 2019/12/11 -29.27%
5 拮抗 米ドル高(円安)型#1068 109円 2020/1/8 -29.52%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円59銭 (-93銭) -0.85%
ユーロ 120円32銭 (-63銭) -0.52%
豪ドル 74円23銭 (-24銭) -0.32%
英ポンド 141円17銭 (-39銭) -0.28%
カナダドル 81円55銭 (-83銭) -1.01%
NZドル 70円73銭 (-32銭) -0.46%
南アフリカランド 7円39銭 (-9銭) -1.17%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は反落。日立製作所CALLの買い多い。

買越 日立製作所(6501)3月4,350円CALL、トリケミカル研究所(4369)2月8,500円CALL
売越 日経平均12月23,000円ニアピン、ダイフク(6383)1月6,500円CALL、バンダイナムコホールディングス(7832)2月7,000円CALL、バンダイナムコホールディングス(7832)2月8,000円CALL、ワークマン(7564)2月8,500円CALL、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)1月210米ドルCALL、セリア(2782)1月2,800円CALL、住友金属鉱山(5713)2月4,000円CALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。豪ドル安型(豪ドルリンク債PUT)の買い、日経平均マイナス3倍トラッカーの売り多い。

買越 日経平均12月23,500円PUT、豪ドルリンク債2月70円PUT、ソフトバンクグループ(9984)3月4,500円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)3月29,000米ドルCALL、ワークマン(7564)3月10,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)1月78,000円CALL、コーセー(4922)2月22,000円CALL、リクルートホールディングス(6098)2月3,800円CALL
売越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、ワークマン(7564)2月6,500円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は23,160円(20:00)と下落。任天堂CALLの売り多い。

買越 日経平均12月23,000円ニアピン、日経平均2月22,500円CALL、オリエンタルランド(4661)2月15,500円CALL、任天堂(7974)3月48,000円CALL、セリア(2782)2月3,100円CALL、WTI原油先物リンク債_2020年3月限(WTI20-3)2月55米ドルPUT
売越 日経平均2月21,500円PUT、任天堂(7974)2月42,000円CALL、日立製作所(6501)3月4,350円CALL、米ドルリンク債2月108円PUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は大幅続落。SUMCOCALLの売り多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月24,000円トラッカー、日経平均12月22,500円PUT、JT(2914)1月2,600円CALL、セールスフォース・ドットコム(CRM.N)1月180米ドルCALL
売越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、日経平均12月23,500円PUT、SUMCO(3436)2月1,800円CALL、信越化学工業(4063)3月13,500円CALL、SBIホールディングス(8473)3月2,400円CALL
拮抗 日経平均2月22,000円PUT

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。