2019年10月16日(水)のサマリー(2019年10月17日(木)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)22,541円(+70円)
取引所終値22,472円92銭(+265円71銭)

原資産概況

日経平均は大幅続伸。良好な企業決算を受けた米国株高や1ドル=108円台後半まで進んだ為替の円安推移などを背景に日経平均は買いが先行、朝方にかけて上げ幅は一時400円を超える場面もみられた。ただ、米下院が可決した香港人権・民主主義法案に対して、中国が報復を示唆したとの報道から米中関係の不透明感が意識されると、朝高後は伸び悩む展開となった。東証1部の売買代金は2兆4997億円。個別株ではブイ・テクノロジー(7717)、ソースネクスト(4344)、太平洋セメント(5233)などは上昇。ワークマン(7564)、コロプラ(3668)、スクエニ HD(9684)などは下落。COMEX金先物、WTI原油先物は反発。プラチナ、コーンは続落。米ドルは上昇。米国株は反落。

eワラント取引概況

ワークマンCALLの買い、コロプラCALLの売り多い。ソフトバンクグループCALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :31%(前日比+4%)
新規買い指数 :41%(前日比-9%)

騰落率上位

値上り:太平洋セメント コール 48回 (+83.3%)、しまむら プット 22回 (+50.0%)、太平洋セメント コール 49回 (+45.5%)
値下り:ワークマン コール 13回 (-55.0%)、ワークマン コール 12回 (-51.8%)、ワークマン コール 11回 (-48.5%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 拮抗 ソフトバンクグループ CALL#492 2019/11/13
5,000円
-19.88% 9984 -1.51%
2 買越 ワークマン CALL#13 2020/2/12
9,000円
-54.95% 7564 -13.85%
3 売越 コロプラ CALL#40 2020/2/12
1,250円
-6.05% 3668 -2.19%
4 売越 日経平均プラス5倍 TR#37 2020/2/12
20,000円
1.83% N225 0.31%
5 買越 ワークマン CALL#12 2020/2/12
8,500円
-51.81% 7564 -13.85%
6 売越 コロプラ CALL#37 2019/12/11
1,000円
-6.80% 3668 -2.19%
7 拮抗 太平洋セメント PUT#41 2019/12/11
3,000円
-28.50% 5233 3.90%
8 売越 任天堂 CALL#345 2019/11/13
40,000円
-9.85% 7974 -1.00%
9 買越 ソフトバンクグループ PUT#376 2019/11/13
3,500円
11.11% 9984 -1.51%
10 買越 日経平均 PUT#1031 2019/12/11
24,500円
-2.72% N225 0.31%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 拮抗 米ドル高(円安)型#1052 108円 2019/12/11 4.72%
2 買越 南アフリカランド安(円高)型#189 7円 2020/2/12 7.13%
3 買越 南アフリカランド高(円安)型#222 7円 2020/2/12 -8.57%
4 買越 米ドル安(円高)型#938 109円 2020/1/8 -4.61%
5 拮抗 英ポンド安(円高)型#387 142円 2019/12/11 -6.09%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 108円82銭 (+21銭) 0.19%
ユーロ 120円16銭 (+26銭) 0.22%
豪ドル 73円33銭 (-12銭) -0.16%
英ポンド 139円07銭 (+49銭) 0.35%
カナダドル 82円34銭 (+13銭) 0.16%
NZドル 68円15銭 (-12銭) -0.18%
南アフリカランド 7円25銭 (-6銭) -0.86%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅続伸。ソフトバンクグループCALLの買い、任天堂CALLの売り多い。

買越 日経平均12月21,500円PUT、ソフトバンクグループ(9984)11月5,000円CALL、ダブル・スコープ(6619)1月850円CALL、SUMCO(3436)3月1,150円PUT
売越 日経平均11月23,000円CALL、任天堂(7974)11月40,000円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)11月26,000米ドルCALL、塩野義製薬(4507)11月6,500円CALL、ファーストリテイリング(9983)12月80,000円CALL、ワークマン(7564)12月6,000円CALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は上げ幅をやや縮小。ワークマンCALLの買い、コロプラCALLの売り多い。

買越 日経平均12月24,500円PUT、ワークマン(7564)2月9,000円CALL、ワークマン(7564)2月8,500円CALL、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)2月5,200円CALL、ソフトバンクグループ(9984)11月3,500円PUT
売越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、コロプラ(3668)2月1,250円CALL、ソフトバンクグループ(9984)11月5,000円CALL、コロプラ(3668)12月1,000円CALL
拮抗 太平洋セメント(5233)12月3,000円PUT

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は22,520円(20:00)と小動き。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、日経平均12月21,500円PUT、日経平均1月22,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)3月5,250円CALL、米ドルリンク債12月108円CALL、ネットフリックス(NFLX.OQ)2月260米ドルPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月26,500米ドルPUT、ファーストリテイリング(9983)2月56,000円PUT、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)3月4,900円CALL
売越 ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)1月27,000米ドルCALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は小幅反落。日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均12月24,500円PUT、日経平均1月22,000円PUT、日経平均11月22,000円ニアピン、日経平均12月21,500円PUT、ジーエヌアイグループ(2160)1月1,733円CALL
売越 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、日経平均12月20,500円CALL、日経平均12月21,500円CALL、米ドルリンク債12月108円CALL、ファーストリテイリング(9983)2月68,000円CALL
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。