2019年10月3日(木)のサマリー(2019年10月4日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)21,152円(-230円)
取引所終値21,341円74銭(-436円87銭)

原資産概況

日経平均は大幅続落。米サプライマネジメント協会(ISM)の9月の製造業景況感指数の低下に続き、米ADP雇用統計が市場予想を下振れたことで景気減速への警戒感が強まった。また、米通商代表部(USTR)が欧州連合(EU)からの輸入品に対して追加関税を発動することを明らかにしたことで貿易摩擦への懸念も広がった。これらを受けて日経平均は売り先行で始まると、為替が一時1ドル=106円台まで円高方向に推移したことなどから下げ幅が一時500円超となる場面もみられた。東証1部の売買代金は2兆704億円。個別株ではLINE(3938)、コロプラ(3668)、ワークマン(7564)などは上昇。ダブル・スコープ(6619)、スズキ(7269)、ジーエヌアイグループ(2160)などは下落。COMEX金先物は続伸。WTI原油先物は小幅続落。プラチナは小幅続伸。コーンは小幅反発。米ドルは大幅続落。米国株は反発。

eワラント取引概況

KLabCALLの買い、コロプラCALLの売り、東京エレクトロンCALLの売り多い。

PUT・CALLレシオ :38%(前日比-3%)
新規買い指数 :54%(前日比+14%)

騰落率上位

値上り:LINE コール 41回 (+226.7%)、ニアピン米ドルr2 1216回 (+166.9%)、ニアピン米ドルr2 1217回 (+140.1%)
値下り:ファーストリテイリング コール 254回 (-86.1%)、米ドル ドル高(コール)型 1037回 (-75.0%)、ニアピン日経平均r250 1603回 (-67.3%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 コロプラ CALL#37 2019/12/11
1,000円
11.97% 3668 4.58%
2 買越 KLab CALL#13 2019/10/9
1,100円
25.53% 3656 2.17%
3 売越 東京エレクトロン CALL#235 2019/11/13
20,000円
3.58% 8035 0.64%
4 売越 日経平均 PUT#1020 2019/12/11
21,500円
11.76% N225 -1.03%
5 買越 日経平均プラス5倍 TR#37 2020/2/12
20,000円
-8.05% N225 -1.03%
6 売越 日経平均 PUT#1031 2019/12/11
24,500円
6.23% N225 -1.03%
7 買越 サイバーエージェント CALL#108 2019/10/9
4,000円
-19.17% 4751 -1.11%
8 売越 日経平均 PUT#1024 2019/12/11
22,500円
9.77% N225 -1.03%
9 売越 韓国200種株価指数 PUT#251 2020/1/8
270pt
0.00% KS200 -0.08%
10 売越 楽天 CALL#241 2019/10/9
950円
1.15% 4755 0.24%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドルNP#1219 106円 2019/10/9 44.05%
2 拮抗 米ドル安(円高)型#935 107円 2019/11/13 18.62%
3 売越 米ドルNP#1218 105円 2019/10/9 98.08%
4 買越 米ドル高(円安)型#1034 107円 2019/10/9 -43.90%
5 売越 米ドル安(円高)型#936 108円 2019/10/9 35.14%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 106円62銭 (-66銭) -0.62%
ユーロ 117円23銭 (-24銭) -0.20%
豪ドル 71円94銭 (+8銭) 0.11%
英ポンド 132円32銭 (+31銭) 0.23%
カナダドル 80円03銭 (-63銭) -0.78%
NZドル 67円29銭 (+16銭) 0.25%
南アフリカランド 7円04銭 (+1銭) 0.15%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は大幅続落。KLabCALLの買い、コロプラCALLの売り、日経平均PUTの売り多い。

買越 KLab(3656)10月1,100円CALL、ディスコ(6146)1月18,500円PUT
売越 日経平均12月24,500円PUT、日経平均10月21,000円ニアピン、日経平均12月21,500円PUT、コロプラ(3668)12月1,000円CALL、米ドルリンク債10月106円ニアピン、韓国200種株価指数(KS200)1月270ptPUT、楽天(4755)10月950円CALL、川崎汽船(9107)1月1,700円CALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。サイバーエージェントCALLの買い、日経平均プラス5倍トラッカーの買い、東京エレクトロンCALLの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月円トラッカー、日経平均12月20,500円PUT、サイバーエージェント(4751)10月4,000円CALL、ファーストリテイリング(9983)11月56,000円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月26,500米ドルCALL、オリックス(8591)12月1,500円PUT、サイバーエージェント(4751)12月4,100円CALL
売越 東京エレクトロン(8035)11月20,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)3月3,750円PUT
拮抗 キーエンス(6861)11月76,000円CALL

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は21,290円(20:00)と小動き。オリックスCALLの買い、日経平均PUTの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月円トラッカー、日経平均プラス5倍2月円トラッカー、日経平均12月21,500円CALL、オリックス(8591)12月1,600円CALL、ファナック(6954)2月18,000円CALL、米ドルリンク債10月107円CALL、米ドルリンク債11月108円PUT
売越 日経平均12月21,500円PUT、日経平均12月22,500円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)1月22,000米ドルPUT
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は反発。日経平均PUTの売り多い。

買越 日経平均プラス5倍2月円トラッカー、日経平均12月21,500円CALL、韓国200種株価指数(KS200)11月280ptPUT、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)2月170米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月26,500米ドルCALL、ダイキン工業(6367)12月14,000円CALL
売越 日経平均12月21,500円PUT、日経平均12月22,500円PUT、日経平均12月19,500円PUT、WTI原油先物リンク債_2019年12月限(WTI19-12)11月55米ドルPUT
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。