2019年8月8日(木)のサマリー(2019年8月9日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)20,676円(+215円)
取引所終値20,593円35銭(+76円79銭)

原資産概況

日経平均は反発。買い先行後は指数寄与度の高いソフトバンクグループが伸び悩んだことでマイナス圏に沈む場面がみられた。ただ、中国人民銀行の設定した人民元基準値が前日よりも元高水準だったことから、通貨安に伴う米中貿易摩擦への懸念が後退、再びプラス圏に切り返すと小高い水準での推移が続いた。東証1部の売買代金は2兆878億円。個別株ではLIFULL(2120)、JIG-SAW(3914)、日本エム・ディ・エム(7600)などは上昇。日本マイクロニクス(6871)、JXTGHD(5020)、日本ライフライン(7575)などは下落。COMEX金先物、プラチナは小幅反落。WTI原油先物は反発。コーンは小動き。米ドルは小動き。米国株は上昇。

eワラント取引概況

日経平均PUTの買い、日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、日経平均プラス5倍トラッカーの買い多い。

PUT・CALLレシオ :54%(前日比-5%)
新規買い指数 :48%(前日比+4%)

騰落率上位

値上り:アドバンスト・マイクロ・デバイセズ コール 20回 (+312.7%)、ダウ・ジョーンズ工業株価平均 コール 413回 (+185.7%)、昭和電工 コール 23回 (+150.0%)
値下り:日本マイクロニクス コール 26回 (-88.8%)、日本マイクロニクス コール 28回 (-82.1%)、ダウ・ジョーンズ工業株価平均 プット 346回 (-77.1%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 日経平均 PUT#1020 2019/12/11
21,500円
-7.55% N225 1.05%
2 買越 日経平均マイナス3倍 TR#34 2020/2/12
23,000円
-4.81% N225 1.05%
3 買越 日経平均プラス5倍 TR#37 2020/2/12
20,000円
13.34% N225 1.05%
4 売越 ソフトバンクグループ CALL#494 2019/11/13
6,000円
0.00% 9984 0.16%
5 買越 ソフトバンクグループ CALL#499 2020/1/8
5,500円
0.26% 9984 0.16%
6 売越 ソフトバンクグループ CALL#472 2019/8/14
5,250円
-7.20% 9984 0.16%
7 拮抗 トリケミカル研究所 CALL#20 2019/8/14
5,000円
70.78% 4369 4.82%
8 買越 ブレインパッド CALL#26 2019/8/14
7,000円
61.38% 3655 4.47%
9 売越 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ CALL#20 2019/8/14
30米ドル
312.67% AMD.OQ 12.54%
10 売越 マイクロソフト CALL#72 2020/1/8
136米ドル
12.75% MSFT.OQ 1.98%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 拮抗 米ドル安(円高)型#896 106円 2019/8/14 -23.26%
2 売越 米ドル安(円高)型#920 104円 2019/12/11 -5.43%
3 買越 米ドル高(円安)型#1058 106円 2019/9/11 10.00%
4 買越 米ドルNP#1211 107円 2019/9/11 9.35%
5 買越 米ドルNP#1210 106円 2019/9/11 5.25%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 106円16銭 (+28銭) 0.26%
ユーロ 118円90銭 (+17銭) 0.14%
豪ドル 72円25銭 (+81銭) 1.14%
英ポンド 128円75銭 (0銭) 0.00%
カナダドル 79円94銭 (+39銭) 0.49%
NZドル 68円76銭 (+51銭) 0.74%
南アフリカランド 7円03銭 (+1銭) 0.17%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は反発。日経平均マイナス3倍トラッカーの買い、日経平均プラス5倍トラッカーの買い多い。

買越 日経平均マイナス3倍2月23,000円トラッカー、日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー、ブレインパッド(3655)8月7,000円CALL、野村ホールディングス(8604)1月380円CALL、トリケミカル研究所(4369)8月5,000円CALL、JIG-SAW(3914)12月3,700円CALL
売越 ソフトバンクグループ(9984)8月5,250円CALL、グレイステクノロジー(6541)9月3,200円CALL、韓国200種株価指数(KS200)9月240ptPUT、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)12月1,950米ドルCALL
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。ソフトバンクグループCALLの売買活発。

買越 ソフトバンクグループ(9984)1月5,500円CALL、富士フイルムホールディングス(4901)9月5,000円CALL、富士フイルムホールディングス(4901)9月5,500円CALL、ペプチドリーム(4587)9月4,500円PUT、ソースネクスト(4344)10月540円CALL
売越 日経平均11月20,000円PUT、ソフトバンクグループ(9984)11月6,000円CALL、ソフトバンクグループ(9984)8月4,750円PUT、東海カーボン(5301)11月1,150円CALL
拮抗 三井金属鉱業(5706)9月2,600円CALL

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は20,570円(20:00)と小動き。マイクロソフトCALLの売り、トリケミカル研究所CALLの売り多い。

買越 日経平均12月21,500円PUT、米ドルリンク債8月106円PUT、ビヨンド・ミート(BYND.OQ)1月160米ドルCALL
売越 日経平均8月20,500円CALL、日経平均11月22,000円CALL、マイクロソフト(MSFT.OQ)1月136米ドルCALL、トリケミカル研究所(4369)8月5,000円CALL、LIFULL(2120)11月600円CALL、昭和電工(4004)1月3,100円CALL、昭和電工(4004)9月3,500円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は上昇。日経平均PUTの買い多い。

買越 日経平均12月21,500円PUT
売越 日経平均11月22,000円PUT、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD.OQ)8月30米ドルCALL、米ドルリンク債8月106円PUT、ウーバー・テクノロジーズ(UBER.N)1月40米ドルCALL、ソフトバンクグループ(9984)9月6,500円CALL、韓国200種株価指数(KS200)1月270ptPUT、ハンセン指数(HSI)11月28,000香港ドルPUT、任天堂(7974)10月27,000円PUT
拮抗 日経平均プラス5倍2月20,000円トラッカー

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。