2018年11月29日(木)のサマリー(2018年11月30日(金)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)22,269円(+10円)
取引所終値22,262円60銭(+85円58銭)

原資産概況

日経平均は小幅続伸。FRBの早期利上げ打ち止め観測から上昇した米国株式市場を引き継いで高く始まるも、高値圏では利益確定売りが出て上げ幅を縮小した。東証1部の売買代金は2兆5304億円。個別株ではGMOペイメントゲートウェイ(3769)、リクルートHD(6098)、スクエニ HD(9684)などは上昇。コーセー(4922)、KDDI(9433)、NTT(9432)などは下落。LME銅、COMEX金先物、コーンは続伸。WTI原油先物は反発。プラチナは続落。米ドルは下落。米国株は小動き。

eワラント取引概況

LINEPUTの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均CALLの売り、ファーストリテCALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :34%(前日比-2%)
新規買い指数 :37%(前日比-9%)

騰落率上位

値上り:ニアピン米ドルr2 1147回 (+114.7%)、リクルートホールディングス コール 23回 (+112.8%)、アルファベット コール 101回 (+108.3%)
値下り:ニアピン米ドルr2 1151回 (-67.7%)、GMOペイメントゲートウェイ プット 2回 (-66.7%)、ソフトバンクグループ プット 344回 (-54.6%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 売越 ダウ・ジョーンズ工業株価平均 CALL#373 2018/12/12
25,000米ドル
46.05% DJI 1.47%
2 買越 LINE PUT#24 2019/3/13
4,500円
-9.51% 3938 3.42%
3 拮抗 ファーストリテイリング CALL#232 2019/1/9
57,000円
1.54% 9983 0.21%
4 拮抗 サイバーエージェント CALL#91 2019/5/8
6,000円
12.61% 4751 2.56%
5 拮抗 リクルートホールディングス CALL#16 2019/1/9
3,000円
61.02% 6098 6.11%
6 売越 任天堂 CALL#315 2019/5/8
42,000円
13.33% 7974 2.23%
7 売越 ソフトバンクグループ CALL#452 2018/12/12
10,500円
80.00% 9984 3.26%
8 拮抗 LINE CALL#29 2019/1/9
4,400円
33.85% 3938 3.42%
9 売越 日経平均 PUT#935 2019/3/13
20,000円
-3.53% N225 0.04%
10 拮抗 LINE PUT#23 2019/1/9
3,900円
-20.42% 3938 3.42%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 英ポンド安(円高)型#362 136円 2019/1/9 12.50%
2 買越 米ドル高(円安)型#1008 108円 2019/7/10 -5.98%
3 売越 英ポンド安(円高)型#364 140円 2019/1/9 12.07%
4 買越 豪ドル安(円高)型#390 76円 2019/3/13 -12.05%
5 買越 米ドル安(円高)型#862 106円 2019/2/13 16.13%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 113円30銭 (-64銭) -0.56%
ユーロ 128円93銭 (+46銭) 0.36%
豪ドル 82円92銭 (+55銭) 0.67%
英ポンド 144円74銭 (-80銭) -0.55%
カナダドル 85円36銭 (-6銭) -0.07%
NZドル 77円70銭 (+31銭) 0.40%
南アフリカランド 8円30銭 (+14銭) 1.72%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は上昇。LINEPUTの買い、ダウ・ジョーンズ工業株価平均CALLの売り多い。ファーストリテCALLの売買活発。

買越 LINE(3938)3月4,500円PUT、ソフトバンクグループ(9984)12月9,500円CALL
売越 日経平均3月20,000円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月25,000米ドルCALL、ソフトバンクグループ(9984)12月10,500円CALL、KLab(3656)2月1,400円CALL
拮抗 ファーストリテイリング(9983)1月57,000円CALL、サイバーエージェント(4751)5月6,000円CALL、リクルートホールディングス(6098)1月3,000円CALL、LINE(3938)1月4,400円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は下落。英ポンド安型(英ポンドリンク債PUT)の買い、LINEPUTの売り多い。

買越 英ポンドリンク債1月136円PUT、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)1月160米ドルPUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)6月25,000米ドルPUT
売越 日経平均プラス5倍1月18,000円トラッカー、日経平均2月22,500円CALL、LINE(3938)1月3,900円PUT、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月27,000米ドルCALL、LIFULL(2120)12月1,150円CALL、任天堂(7974)5月37,000円CALL、東京エレクトロン(8035)2月20,500円CALL
拮抗 該当なし

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(12月限)は22,230円(20:00)と小動き。任天堂CALLの売り多い。

買越 新日鐵住金(5401)5月2,000円PUT、インターネットイニシアティブ(3774)1月2,700円CALL
売越 任天堂(7974)5月42,000円CALL、トリケミカル研究所(4369)1月5,300円CALL、任天堂(7974)3月36,000円CALL、カカクコム(2371)2月2,800円CALL、トプコン(7732)4月2,100円CALL、SUMCO(3436)4月2,450円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月25,000米ドルCALL、LINE(3938)1月4,400円CALL
拮抗 該当なし

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は小動き。売買対象は拡散。

買越 米ドルリンク債7月108円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月23,000米ドルPUT、三井物産(8031)2月2,000円CALL、豪ドルリンク債3月76円PUT、KDDI(9433)4月3,000円CALL、リクルートホールディングス(6098)1月3,600円CALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)12月23,500米ドルPUT、WTI原油先物リンク債_2019年3月限(WTI19-3)2月65米ドルCALL
売越 WTI原油先物リンク債_2019年3月限(WTI19-3)2月50米ドルPUT、英ポンドリンク債1月140円PUT
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。