2018年6月13日(水)のサマリー(2018年6月14日(木)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)22,918円(+45円)
取引所終値22,966円38銭(+88円03銭)

原資産概況

日経平均は小幅続伸。各国の金融政策決定会合を前に、積極的な売買は手控えられた。東証1部の売買代金は2兆2490億円。個別株ではサイバーA(4751)、デジタルガレージ(4819)、OLC(4661)などは上昇。任天堂(7974)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、SUMCO(3436)などは下落。LME銅、COMEX金先物、WTI原油先物、プラチナは反発。コーンは反落。米ドルは小動き。米国株は下落。同日行われたFOMCにおいて追加利上げが決定したことや利上げペース加速観測が高まったことが嫌気された。

eワラント取引概況

材料出尽くしで大きく下げた任天堂を対象とするPUTの売買活発。エヌビディアCALLの買い、テスラCALLの買い多い。

PUT・CALLレシオ :27%(前日比+12%)
新規買い指数 :54%(前日比-6%)

騰落率上位

値上り:任天堂 プット 238回 (+150.0%)、任天堂 プット 239回 (+103.8%)、任天堂 プット 241回 (+78.9%)
値下り:任天堂 コール 283回 (-66.7%)、オリエンタルランド プット 56回 (-54.6%)、ルネサスエレクトロニクス コール 4回 (-52.9%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 エヌビディア CALL#29 2019/1/9
170米ドル
3.60% NVDA.OQ 1.48%
2 拮抗 任天堂 PUT#241 2018/7/11
38,000円
78.87% 7974 -6.14%
3 買越 テスラ CALL#76 2018/11/14
400米ドル
-3.31% TSLA.OQ -0.96%
4 買越 小野薬品工業 CALL#36 2018/8/8
2,750円
11.41% 4528 1.81%
5 拮抗 三菱地所 CALL#183 2018/7/11
2,100円
15.56% 8802 1.28%
6 買越 任天堂 CALL#280 2018/7/11
43,000円
-51.90% 7974 -6.14%
7 買越 マルハニチロ CALL#6 2018/10/10
3,900円
10.91% 1333 1.79%
8 売越 韓国200種株価指数 PUT#227 2018/8/8
330pt
0.29% KS200 -0.11%
9 売越 日経平均マイナス3倍 TR#30 2018/7/11
26,000円
-0.97% N225 0.20%
10 売越 昭和電工 CALL#8 2018/10/10
4,000円
2.59% 4004 0.99%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 売越 米ドル高(円安)型#944 108円 2018/10/10 2.56%
2 売越 米ドル高(円安)型#957 102円 2018/9/12 1.69%
3 売越 米ドル高(円安)型#970 112円 2018/7/11 2.90%
4 売越 米ドル高(円安)型#968 110円 2018/9/12 3.19%
5 売越 米ドル高(円安)型#969 110円 2018/12/12 2.35%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 110円40銭 (+15銭) 0.14%
ユーロ 129円94銭 (-7銭) -0.05%
豪ドル 83円80銭 (-13銭) -0.16%
英ポンド 147円58銭 (+29銭) 0.19%
カナダドル 85円05銭 (+16銭) 0.19%
NZドル 77円67銭 (+13銭) 0.17%
南アフリカランド 8円33銭 (-3銭) -0.34%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は上昇。任天堂PUTの買い、テスラCALLの買い多い。

買越 任天堂(7974)7月38,000円PUT、テスラ(TSLA.OQ)11月400米ドルCALL、小野薬品工業(4528)8月2,750円CALL、小糸製作所(7276)7月8,000円CALL、任天堂(7974)1月44,000円CALL、任天堂(7974)7月43,000円CALL
売越 日経平均マイナス3倍7月26,000円トラッカー、昭和電工(4004)10月4,000円CALL、米ドルリンク債7月112円CALL、任天堂(7974)7月40,000円PUT
拮抗 該当なし

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は上昇。任天堂PUTの売り多い。

買越 マルハニチロ(1333)10月3,900円CALL、任天堂(7974)7月43,000円CALL
売越 日経平均11月23,000円CALL、日経平均11月22,000円CALL、任天堂(7974)7月38,000円PUT、米ドルリンク債9月102円CALL、韓国200種株価指数(KS200)8月330ptPUT、米ドルリンク債10月108円CALL、米ドルリンク債9月110円CALL
拮抗 オリエンタルランド(4661)7月11,500円CALL

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(6月限)は22,890円(20:00)と小動き。エヌビディアCALLの買い多い。

買越 日経平均7月22,000円PUT、エヌビディア(NVDA.OQ)1月170米ドルCALL、テスラ(TSLA.OQ)11月400米ドルCALL、米ドルリンク債10月108円CALL、テスラ(TSLA.OQ)11月240米ドルPUT、マイクロソフト(MSFT.OQ)11月108米ドルCALL
売越 日経平均11月19,000円CALL、任天堂(7974)7月40,000円PUT、住友金属鉱山(5713)1月4,500円PUT
拮抗 三菱地所(8802)7月2,100円CALL

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は下落。売買対象は拡散。

買越 日経平均7月23,000円PUT、コーン先物リンク債_2018年9月限(コーン先物)8月4米ドルPUT、任天堂(7974)9月44,000円CALL、米ドルリンク債8月108円CALL、米ドルリンク債7月114円CALL、任天堂(7974)7月43,000円CALL
売越 米ドルリンク債10月108円CALL、コーン先物リンク債_2018年12月限(コーン先物)11月4米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)10月27,500米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)10月22,000米ドルPUT
拮抗 該当なし

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。