- カイカ証券在籍のマーケット関係者がお届けする、旬な投資情報!マーケットと常に向き合っているプロならではの記事満載。
- eワラントデイリーウォッチでは、前営業日のeワラント、ニアピン、トラッカーの取引金額ランキングや、時間帯別の取引動向を公開しております。 また、原資産概況では国内株式市場、コモディティ相場、為替相場、米国株式市場等について簡潔にまとめられています。 他のeワラント投資家に人気のあった銘柄や、どの銘柄がどのタイミングで取引されていたのかがおおまかに把握できますので、eワラント取引の参考になるでしょう。
-
株式、為替、コモディティ相場のトレンドや、今後想定されるシナリオと投資戦略。eワラントはもちろん、他の金融商品を使った投資戦術など。
※eワラント証券株式会社は、当社カイカ証券株式会社の旧商号です。 - 参加費無料の各種セミナーを随時開催しています。eワラントが初めての方も、既にお取引中の方もぜひご参加ください。
過去のセミナーの模様や解説動画はオンラインで配信しています。
- eワラント初心者もフリークも必読。新商品や新サービスの情報、各種ランキング、さらには注目の銘柄まで、eワラント投資に役立つ情報が満載。eワラントメールマガジン(購読無料)はこちらから登録できます。
決算期のeワラント投資のやり方と注意点 2017/07/25
主要企業の4-6月期決算発表のシーズンがやってきました。市場予想を上回った(又は下回った)決算発表を行った企業の株価は大きく変動することがあるため、決算発表を1つのイベントとして、損失限定のeワラントでハイリスク・ハイリターンの短期投資をするのも一手でしょう。また、株価の方向性を予想するのが難しいのであれば、コールとプットの両建てをしてみるのも面白いかもしれません。
一般的に株価が権利行使価格と同水準にあり、満期日まで期間が数ヵ月を切っているような銘柄は、コールの場合は株価が急騰すると、プットの場合は急落するとeワラントの価格が大きく動くことがあります。決算発表を控えた企業をあらかじめマークしておき、決算発表前に株価が大幅上昇する想定ならコールを、大幅下落する想定るならプットを買い、上下どちらかは分からないけれども大きく動くという想定なら両建てし、決算発表後に結果に関わらず売却します。両建て戦略の場合は、権利行使価格が株価水準に近く、満期日までの期間がな等しいコールとプットを両方買付することがポイントとなります。
eワラントメールマガジンでは、eワラントの対象原資産になっている企業について、近日中に決算発表が予定されている企業を掲載していますのでご活用ください。
ただし、決算発表をイベントとして投資を行う場合にはいくつか注意点があります。
- コールまたはプットのどちらかに投資していた場合、相場観が外れて株価が予想の逆に動いた場合は、eワラントの価格が大幅に低下する可能性があります。
- 両建て戦略を検討する場合、権利行使価格が株価水準に近い銘柄がない、満期日までの残存期間が短い銘柄がないなどの場合があります。
- 東京市場の取引終了後に決算発表がある場合、東京市場の取引終了後から翌日の東京市場にて当該原資産の株価が付くまでの間、買いも売りもできない売買停止となる場合がありますのでご注意ください。(eワラントの価格決定要因である対象原資産の株価が推計できず、マーケット・メイクが困難となることに起因します。)
- ワラントレバレッジの高い(実効ギアリングの高い)銘柄を選択するもの一手ですが、デルタ(原資産に対するeワラントの価格感応度)が低い場合、株価の変動にあまり反応しない場合があります。
(eワラント証券)
* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、eワラント証券は一切責任を負いません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。